論文の概要: Quasibound states in the continuum in photonic-crystal-based
optomechanical microcavities
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.17831v3
- Date: Sat, 30 Dec 2023 21:07:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-04 16:55:55.303227
- Title: Quasibound states in the continuum in photonic-crystal-based
optomechanical microcavities
- Title(参考訳): フォトニック結晶系オプトメカニカルマイクロキャビティにおける連続体の準有界状態
- Authors: Cindy P\'eralle, Sushanth Kini Manjeshwar, Anastasiia Ciers, Witlef
Wieczorek, Philippe Tassin
- Abstract要約: 本研究では, 連続体に準有界状態を有するメカニカル・フォトニック結晶系マイクロキャビティについて検討した。
分散ブラッグリフレクタに面した懸架フォトニック結晶スラブは,連続体に準バウンド状態の光学系を実現する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a detailed study of mechanically compliant, photonic-crystal-based
microcavities featuring a quasi-bound state in the continuum. Such systems have
recently been predicted to reduce the optical loss in Fabry-Perot-type
optomechanical cavities. However, they require two identical photonic-crystal
slabs facing each other, which poses a considerable challenge for experimental
implementation. We investigate how such an ideal system can be simplified and
still exhibit a quasi-bound state in the continuum. We find that a suspended
photonic-crystal slab facing a distributed Bragg reflector realizes an
optomechanical system with a quasi-bound state in the continuum. In this
system, the radiative cavity loss can be eliminated to the extent that the
cavity loss is dominated by dissipative loss originating from material
absorption only. These proposed optomechanical cavity designs are predicted to
feature optical quality factors in excess of 10^5.
- Abstract(参考訳): 連続体に準バウンド状態を有するメカニカル・フォトニック結晶系マイクロキャビティについて詳細に検討した。
このようなシステムはファブリペロ型光学キャビティの光学損失を低減することが最近予測されている。
しかし、2つの同一のフォトニック結晶スラブが互いに対向する必要があり、これは実験的な実装にかなりの困難をもたらす。
このような理想的なシステムをいかに単純化できるか検討し、連続体において準バウンド状態を示す。
分散ブラッグ反射体に対向する懸濁したフォトニック結晶スラブは、連続体に準バウンド状態を有する光機械システムを実現する。
本システムでは、物質吸収のみに起因する散逸損失によって、キャビティ損失が支配される程度に放射性キャビティ損失を除去することができる。
これらのオプティメカルキャビティ設計は10^5を超える光学的品質因子を特徴付けると予測されている。
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