論文の概要: Coherent Electric-Field Control of Orbital state in a Neutral
Nitrogen-Vacancy Center
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.07198v3
- Date: Thu, 29 Feb 2024 01:48:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-01 19:02:07.171996
- Title: Coherent Electric-Field Control of Orbital state in a Neutral
Nitrogen-Vacancy Center
- Title(参考訳): 中性窒素空洞中心における軌道状態のコヒーレント電界制御
- Authors: Hodaka Kurokawa, Keidai Wakamatsu, Shintaro Nakazato, Toshiharu
Makino, Hiromitsu Kato, Yuhei Sekiguchi, and Hideo Kosaka
- Abstract要約: 軌道状態のコヒーレントな制御は、極端に低出力な操作を実現するためにダイヤモンドの色中心にとって不可欠である。
我々は、電場による軌道制御の理想的なシステムとして、中性帯電窒素空孔中心(NV$0$)を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The coherent control of the orbital state is crucial for color centers in
diamonds for realizing extremely low-power manipulation. Here, we propose the
neutrally charged nitrogen-vacancy center, NV$^0$, as an ideal system for
orbital control through electric fields. We estimate electric susceptibility in
the ground state of NV$^0$ to be comparable to that in the excited state of
NV$^-$. Also, we demonstrate coherent control of the orbital states of NV$^0$.
The required power for orbital control is three orders of magnitude smaller
than that for spin control, highlighting the potential for interfacing a
superconducting qubit operated in a dilution refrigerator.
- Abstract(参考訳): 軌道状態のコヒーレント制御は、ダイヤモンドの色中心において極めて低電力操作を実現するために重要である。
ここでは、電場による軌道制御の理想的なシステムとして、中和された窒素空孔中心であるNV$^0$を提案する。
我々は、NV$^0$の基底状態における電気感受性を、NV$^-$の励起状態における電気感受性と同等に推定する。
また、NV$^0$の軌道状態のコヒーレント制御を示す。
軌道制御に必要な電力はスピン制御よりも3桁小さく、希釈冷凍機で作動する超伝導量子ビットと対面する可能性を強調している。
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