論文の概要: Generation of phonon quantum states and quantum correlations among
single photon emitters in hexagonal boron nitride
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.06244v2
- Date: Mon, 8 Jan 2024 21:55:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-10 20:11:40.554368
- Title: Generation of phonon quantum states and quantum correlations among
single photon emitters in hexagonal boron nitride
- Title(参考訳): 六方晶窒化ホウ素におけるフォノン量子状態の生成と単一光子放出子間の量子相関
- Authors: Hugo Molinares, Fernanda Pinilla, Enrique Mu\~noz, Francisco Mu\~noz,
Vitalie Eremeev
- Abstract要約: 六方晶窒化ホウ素は量子情報技術に大きな可能性を持つ2種類の欠陥を示す。
1次元チャネルにおいて1つのSPEを用いて1次元、2次元、および4次元のフォノン状態が誘導される。
2つの遠いSPEは導波路として働くTPLによって結合することができ、強い量子相関を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 41.94295877935867
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Hexagonal boron nitride exhibits two types of defects with great potential
for quantum information technologies: single-photon emitters (SPEs) and
one-dimensional grain boundaries hosting topologically-protected phonons,
termed as {\it{topologically-protected phonon lines}} (TPL). Here, by means of
a simple effective model and density functional theory calculations, we show
that it is possible to use these phonons for the transmission of information.
Particularly, a single SPE can be used to induce single-, two- and qubit-phonon
states in the one dimensional channel, and \textit{(ii)} two distant SPEs can
be coupled by the TPL that acts as a waveguide, thus exhibiting strong quantum
correlations. We highlight the possibilities offered by this material-built-in
nano-architecture as a phononic device for quantum information technologies.
- Abstract(参考訳): 六方晶窒化ホウ素は、単一光子エミッタ(SPE)と、トポロジカルに保護されたフォノンをホストする1次元粒界(TPL)の2種類の欠陥を示す。
ここでは、単純な有効モデルと密度汎関数理論計算を用いて、これらのフォノンを用いて情報の伝達を行うことができることを示す。
特に、単一のSPEを用いて1次元チャネル内の1次元、2次元、および4次元のフォノン状態が誘導され、2つの離れたSPEは導波路として作用するTPLによって結合され、強い量子相関を示す。
量子情報技術のための音波デバイスとして,この材料を内蔵したナノアーキテクチャがもたらす可能性を強調した。
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