論文の概要: A novel hybrid protocol for semiquantum key distribution and semiquantum
secret sharing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.08082v1
- Date: Wed, 16 Aug 2023 00:37:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-08-17 15:12:52.582283
- Title: A novel hybrid protocol for semiquantum key distribution and semiquantum
secret sharing
- Title(参考訳): 半量子鍵分布と半量子秘密共有のための新しいハイブリッドプロトコル
- Authors: Tian-Yu Ye, Xiao Tan
- Abstract要約: 半量子鍵分布(SQKD)と半量子秘密共有(SQSS)のための新しいプロトコルをGHZライクな状態を用いて構築した。
このプロトコルは、それぞれ1つの量子パーティと2つの半量子パーティの間に2つの異なるプライベートキーを確立することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.725520944579554
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, a novel hybrid protocol for semiquantum key distribution
(SQKD) and semiquantum secret sharing (SQSS) was constructed by using GHZ-like
states. This protocol is capable of establishing two different private keys
between one quantum party and two semiquantum parties respectively, and making
two semiquantum parties share another private key of the quantum party in the
meanwhile. The usages of delay lines, Pauli operations, Hadamard gates and
quantum entanglement swapping are not required. Moreover, the semiquantum
parties are not necessary to be equipped with any quantum memory. We validate
in detail that this protocol resists various attacks from Eve, including the
Trojan horse attacks, the entangle-measure attack, the double controlled-not
(CNOT) attacks, the measure-resend attack and the intercept-resend attack. To
our best knowledge, this protocol is the only protocol which possesses the
functions of both SQKD and SQSS simultaneously until now.
- Abstract(参考訳): 本稿では,GHZライクな状態を用いて,半量子鍵分布(SQKD)と半量子秘密共有(SQSS)のハイブリッドプロトコルを構築した。
このプロトコルは、それぞれ1つの量子パーティと2つの半量子パーティの間に2つの異なるプライベートキーを確立することができ、2つの半量子パーティに量子パーティの別のプライベートキーを共有することができる。
遅延線、パウリ演算、ハダマールゲート、量子エンタングルメントスワップの使用は不要である。
さらに、半量子パーティはいかなる量子メモリも備える必要はない。
我々は,このプロトコルが,トロイの木馬攻撃,アンタングル対策攻撃,ダブルコントロールノー攻撃(CNOT)攻撃,尺度回帰攻撃,インターセプト回帰攻撃など,イブからの様々な攻撃に抵抗することを示す。
我々の知る限り、このプロトコルはSQKDとSQSSの両方の機能を同時に持つ唯一のプロトコルである。
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