論文の概要: A Critical Review of Large Language Model on Software Engineering: An Example from ChatGPT and Automated Program Repair
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.08879v2
- Date: Wed, 17 Apr 2024 05:43:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-18 19:30:24.082536
- Title: A Critical Review of Large Language Model on Software Engineering: An Example from ChatGPT and Automated Program Repair
- Title(参考訳): ソフトウェア工学における大規模言語モデルの批判的レビュー:ChatGPTと自動プログラム修復の例
- Authors: Quanjun Zhang, Tongke Zhang, Juan Zhai, Chunrong Fang, Bowen Yu, Weisong Sun, Zhenyu Chen,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)が注目され、様々なソフトウェアエンジニアリングタスクで有望なパフォーマンスを示した。
本稿では,ChatGPTのバグ修正機能について,研究目的の異なるクリーンAPRベンチマークで概説する。
ChatGPTは、35ラウンド以内の基本的なプロンプトを使用して151のバグギープログラムのうち109を修正でき、最先端のLLM CodeT5とPLBARTを27.5%、予測精度62.4%で上回っている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 19.123640635549524
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Large Language Models (LLMs) have been gaining increasing attention and demonstrated promising performance across a variety of Software Engineering (SE) tasks, such as Automated Program Repair (APR), code summarization, and code completion. For example, ChatGPT, the latest black-box LLM, has been investigated by numerous recent research studies and has shown impressive performance in various tasks. However, there exists a potential risk of data leakage since these LLMs are usually close-sourced with unknown specific training details, e.g., pre-training datasets. In this paper, we seek to review the bug-fixing capabilities of ChatGPT on a clean APR benchmark with different research objectives. We first introduce {\benchmark}, a new benchmark with buggy and the corresponding fixed programs from competitive programming problems starting from 2023, after the training cutoff point of ChatGPT. The results on {\benchmark} show that ChatGPT is able to fix 109 out of 151 buggy programs using the basic prompt within 35 independent rounds, outperforming state-of-the-art LLMs CodeT5 and PLBART by 27.5\% and 62.4\% prediction accuracy. We also investigate the impact of three types of prompts, i.e., problem description, error feedback, and bug localization, leading to additional 34 fixed bugs. Besides, we provide additional discussion from the interactive nature of ChatGPT to illustrate the capacity of a dialog-based repair workflow with 9 additional fixed bugs. Inspired by the findings, we further pinpoint various challenges and opportunities for advanced SE study equipped with such LLMs (e.g.,~ChatGPT) in the near future. More importantly, our work calls for more research on the reevaluation of the achievements obtained by existing black-box LLMs across various SE tasks, not limited to ChatGPT on APR.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は注目を集めており、自動プログラム修復(APR)、コードの要約、コード補完など、様々なソフトウェア工学(SE)タスクで有望なパフォーマンスを示している。
例えば、最新のブラックボックスLSMであるChatGPTは、近年多くの研究によって研究されており、様々なタスクにおいて顕著な性能を示している。
しかしながら、これらのLCMは、通常、未知のトレーニング詳細、例えば事前トレーニングデータセットで、クローズソースされているため、データ漏洩の潜在的なリスクがある。
本稿では,ChatGPTのバグ修正機能について,研究目的の異なるクリーンAPRベンチマークで検討する。
最初に、2023年からChatGPTのトレーニングカットポイントの後に、競合プログラミング問題からバギーとそれに対応する修正プログラムを備えた新しいベンチマークである {\benchmark}を紹介した。
以上の結果から,ChatGPTは35ラウンド以内の基本的なプロンプトを用いて,バグジプログラム151件中109件を修正可能であり,最先端のLLM CodeT5とPLBARTを27.5\%,予測精度62.4\%で上回った。
また、問題記述、エラーフィードバック、バグローカライゼーションの3種類のプロンプトの影響を調査し、34の修正バグを発生させた。
さらに、ChatGPTのインタラクティブな性質から、9つの追加バグを伴うダイアログベースの修復ワークフローの能力について、さらに議論する。
これらの知見に触発されて、近い将来にこのようなLCM(eg ,~ChatGPT)を用いた先進的なSE研究の課題と機会を更に特定する。
より重要なことは、我々の研究は、APR上のChatGPTに限らず、様々なSEタスクにまたがる既存のブラックボックスLSMによる成果の再評価に関するさらなる研究を要求することである。
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