論文の概要: Computational analyses of linguistic features with schizophrenic and
autistic traits along with formal thought disorders
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.09494v1
- Date: Sat, 14 Oct 2023 05:05:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-17 20:02:12.882965
- Title: Computational analyses of linguistic features with schizophrenic and
autistic traits along with formal thought disorders
- Title(参考訳): 精神分裂病と自閉症の特徴と形式的思考障害の言語学的特徴の計算論的解析
- Authors: Takeshi Saga, Hiroki Tanaka, Satoshi Nakamura
- Abstract要約: 形式的思考障害(英: Formal Thought Disorder、FTD)は、言語や思考に影響を与える認知の症状のグループである。
FTDは自閉症スペクトラム障害 (ASD) や統合失調症 (Scizotypal Personality disorder,SPD) などの疾患で見られる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 9.04411785747827
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: [See full abstract in the pdf] Formal Thought Disorder (FTD), which is a
group of symptoms in cognition that affects language and thought, can be
observed through language. FTD is seen across such developmental or psychiatric
disorders as Autism Spectrum Disorder (ASD) or Schizophrenia, and its related
Schizotypal Personality Disorder (SPD). This paper collected a Japanese
audio-report dataset with score labels related to ASD and SPD through a
crowd-sourcing service from the general population. We measured language
characteristics with the 2nd edition of the Social Responsiveness Scale (SRS2)
and the Schizotypal Personality Questionnaire (SPQ), including an odd speech
subscale from SPQ to quantify the FTD symptoms. We investigated the following
four research questions through machine-learning-based score predictions: (RQ1)
How are schizotypal and autistic measures correlated? (RQ2) What is the most
suitable task to elicit FTD symptoms? (RQ3) Does the length of speech affect
the elicitation of FTD symptoms? (RQ4) Which features are critical for
capturing FTD symptoms? We confirmed that an FTD-related subscale, odd speech,
was significantly correlated with both the total SPQ and SRS scores, although
they themselves were not correlated significantly. Our regression analysis
indicated that longer speech about a negative memory elicited more FTD
symptoms. The ablation study confirmed the importance of function words and
both the abstract and temporal features for FTD-related odd speech estimation.
In contrast, content words were effective only in the SRS predictions, and
content words were effective only in the SPQ predictions, a result that implies
the differences between SPD-like and ASD-like symptoms. Data and programs used
in this paper can be found here:
https://sites.google.com/view/sagatake/resource.
- Abstract(参考訳): [pdfの完全な要約を参照)形式的思考障害(ftd)は、言語や思考に影響を与える認知の症状群であり、言語を通して観察することができます。
FTDは自閉症スペクトラム障害 (ASD) や統合失調症 (Schizophrenia) などの発達・精神疾患や、その関連疾患であるSchizotypal Personality disorder (SPD) にまたがっている。
本稿では,一般市民からのクラウドソーシングサービスを通じて,ASDとSPDに関連するスコアラベルを用いた日本語音声レポートデータセットを収集した。
第2版social responsiveness scale (srs2) と統合失調症性パーソナリティアンケート (spq) を用いて言語特性を測定し,spqからの奇妙な音声サブスケールを用いてftd症状を定量化した。
機械学習に基づくスコア予測を通して,以下の4つの研究課題を検討した。 (RQ1) スキゾティパールと自閉症の尺度はどのように相関しているか。
(RQ2)
FTD症状を誘発する最も適した課題は何か?
(RQ3)
音声の長さはFTD症状の誘発に影響を与えるか?
(RQ4)
FTDの症状を捉えるにはどの特徴が重要か?
その結果,ftd関連サブスケールであるodd speechはspq値とsrs値の両方と有意な相関を示したが,両者は有意な相関は認められなかった。
我々の回帰分析では、負の記憶に関する長いスピーチはFTDの症状を多く引き起こした。
アブレーション研究により,ftd関連奇語推定における機能語の重要性と抽象的特徴と時間的特徴が確認された。
対照的に,コンテンツ語はsrs予測にのみ有効であり,コンテンツ語はspq予測にのみ有効であり,spd様症状とasd様症状の相違が示唆された。
この論文で使用されるデータとプログラムは以下の通りである。
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