論文の概要: TIMELINE: Exhaustive Annotation of Temporal Relations Supporting the
Automatic Ordering of Events in News Articles
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.17802v1
- Date: Thu, 26 Oct 2023 22:23:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-30 15:22:27.328702
- Title: TIMELINE: Exhaustive Annotation of Temporal Relations Supporting the
Automatic Ordering of Events in News Articles
- Title(参考訳): TIMELINE:ニュース記事におけるイベントの自動順序付けを支援する時間関係の抽出的アノテーション
- Authors: Sarah Alsayyahi and Riza Batista-Navarro
- Abstract要約: 本稿では,どの時間的関係にアノテートすべきかに基づいて,その基準を明確に定義する新たなアノテーション手法を提案する。
また、プロセスを自動化する時間的関係(長距離関係を含む)に注釈を付ける方法も提案する。
その結果、新しいデータセットであるTIMELINEコーパスが得られ、アノテーション間の合意が改善された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.314956204483074
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Temporal relation extraction models have thus far been hindered by a number
of issues in existing temporal relation-annotated news datasets, including: (1)
low inter-annotator agreement due to the lack of specificity of their
annotation guidelines in terms of what counts as a temporal relation; (2) the
exclusion of long-distance relations within a given document (those spanning
across different paragraphs); and (3) the exclusion of events that are not
centred on verbs. This paper aims to alleviate these issues by presenting a new
annotation scheme that clearly defines the criteria based on which temporal
relations should be annotated. Additionally, the scheme includes events even if
they are not expressed as verbs (e.g., nominalised events). Furthermore, we
propose a method for annotating all temporal relations -- including
long-distance ones -- which automates the process, hence reducing time and
manual effort on the part of annotators. The result is a new dataset, the
TIMELINE corpus, in which improved inter-annotator agreement was obtained, in
comparison with previously reported temporal relation datasets. We report the
results of training and evaluating baseline temporal relation extraction models
on the new corpus, and compare them with results obtained on the widely used
MATRES corpus.
- Abstract(参考訳): 時間的関係抽出モデルは,(1) 時間的関係として数えられるものに関して,アノテーションガイドラインの特異性の欠如によるアノテータ間合意の低さ,(2) 与えられた文書内での長距離関係の排除(異なる段落にまたがる),(3) 動詞に基づかない事象の排除など,既存の時間的関係注釈付きニュースデータセットの多くの問題によってこれまでに妨げられている。
本論文は, 時相関係の基準を明確に定義した新しいアノテーションスキームを提案することで, この問題を緩和することを目的としたものである。
さらに、このスキームは動詞として表現されていなくてもイベントを含む(例:名付けられたイベント)。
さらに, 時間的関係 - 長距離関係を含む- をアノテートする手法を提案し, プロセスの自動化によりアノテータの時間と手作業の削減を図っている。
その結果,前回報告した時間関係データセットと比較して,アノテーション間合意の改善が得られた新しいデータセットであるタイムラインコーパスが得られた。
新たなコーパスを用いた時間的関係抽出モデルのトレーニングと評価の結果を報告し, 広く使用されているMATRESコーパスと比較した。
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