論文の概要: Sampler Scheduler for Diffusion Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.06845v1
- Date: Sun, 12 Nov 2023 13:35:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-14 16:44:12.251880
- Title: Sampler Scheduler for Diffusion Models
- Title(参考訳): 拡散モデルのためのサンプリングスケジューラ
- Authors: Zitong Cheng
- Abstract要約: 拡散モデリング(DM)は高品質な生成性能を有する。
現在、拡散に基づく生成モデルに対するサンプルには矛盾がある。
そこで本研究では,同じサンプリングプロセスの異なるサンプリングステップにおいて,異なるサンプリングスケジューラ(ODE/SDE)を使用することの実現可能性を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Diffusion modeling (DM) has high-quality generative performance, and the
sampling problem is an important part of the DM performance. Thanks to
efficient differential equation solvers, the sampling speed can be reduced
while higher sampling quality is guaranteed. However, currently, there is a
contradiction in samplers for diffusion-based generative models: the mainstream
sampler choices are diverse, each with its own characteristics in terms of
performance. However, only a single sampler algorithm can be specified on all
sampling steps in the generative process. This often makes one torn between
sampler choices; in other words, it makes it difficult to fully utilize the
advantages of each sampler. In this paper, we propose the feasibility of using
different samplers (ODE/SDE) on different sampling steps of the same sampling
process based on analyzing and generalizing the updating formulas of each
mainstream sampler, and experimentally demonstrate that such a multi-sampler
scheduling improves the sampling results to some extent. In particular, we also
verify that the combination of using SDE in the early sampling steps and ODE in
the later sampling steps solves the inherent problems previously caused by
using both singly. We show that our design changes improve the sampling
efficiency and quality in previous work. For instance, when Number of Function
Evaluations (NFE) = 24, the ODE Sampler Scheduler achieves a FID score of 1.91
on the CIFAR-10 dataset, compared to 2.02 for DPM++ 2M, 1.97 for DPM2, and
11.90 for Heun for the same NFE. Meanwhile the Sampler Scheduler with the
combined scheduling of SDE and ODE reaches 1.899, compared to 18.63 for Euler
a, 3.14 for DPM2 a and 23.14 for DPM++ SDE.
- Abstract(参考訳): 拡散モデリング(DM)は高品質な生成性能を有し,サンプリング問題はDM性能の重要な部分である。
効率的な微分方程式解法によりサンプリング速度を低減でき、より高いサンプリング品質が保証される。
しかし、現在、拡散に基づく生成モデルに対するサンプルには矛盾があり、メインストリームのサンプル選択は多様であり、それぞれが性能の点で独自の特性を持っている。
しかし、生成過程のすべてのサンプリングステップにおいて、単一のサンプリングアルゴリズムしか特定できない。
言い換えれば、各サンプルの利点を十分に活用することは困難である。
本稿では,本論文では,各サンプルの更新式を解析・一般化し,同一サンプリングプロセスの異なるサンプリングステップで異なるサンプリング器(ode/sde)を使用することが,サンプリング結果をある程度改善できることを実験的に実証する。
特に,初期サンプリングステップにおけるSDEと,後期サンプリングステップにおけるODEの組み合わせは,両者を単独で使用することによる本質的な問題を解くことも確認した。
設計変更により,過去の作業におけるサンプリング効率と品質が向上することを示す。
例えば、NFE (Number of Function Evaluations) = 24のとき、ODE Sampler SchedulerはCIFAR-10データセットのFIDスコアが1.91であるのに対して、DPM++ 2Mの2.02、DPM2の 1.97、同じNFEの 11.90 である。
一方、SDEとODEのスケジューリングを組み合わせたSampler Schedulerは、Euler aの18.63、DPM2 aの3.14、DPM++ SDEの23.14に対して1.899に達する。
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