論文の概要: Production of Entangled X-rays through Nonlinear Double Compton
Scattering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.17807v1
- Date: Wed, 29 Nov 2023 16:57:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-30 20:32:27.020124
- Title: Production of Entangled X-rays through Nonlinear Double Compton
Scattering
- Title(参考訳): 非線形ダブルコンプトン散乱による絡み合ったX線の生成
- Authors: T. D. C. de Vos, J. J. Postema, B. H. Schaap, A. Di Piazza and O. J.
Luiten
- Abstract要約: 絡み合ったX線を生成するためのアクセス可能な情報源は、高エネルギーの量子光学の分野にとって不可欠である。
本稿では、強いレーザー波中の電子によって放出される2つの光子の絡み合いと偏光について詳細に解析する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: An accessible source for the production of entangled x-rays is crucial for
the field of high-energy quantum optics. Here, we present a detailed analysis
of the entanglement and polarisation of the two photons emitted by an electron
in an intense laser wave (nonlinear double Compton scattering), by working
within the framework of strong-field QED. By identifying a contribution to the
emission probability stemming from the electron being on-shell or off-shell
between the two photons emissions, we show that the entangled photons are
generated via the off-shell contribution, which can be distinguished from those
emitted via the on-shell channel by a polarisation measurement. We also provide
an intuitive picture to explain the entanglement and propose an experiment to
produce and isolate entangled x-rays.
- Abstract(参考訳): 高エネルギー量子光学の分野では、エンタングルx線の発生源が不可欠である。
本稿では、強磁場qedの枠組みを用いて、強レーザー波(非線形二重コンプトン散乱)中の電子から放出される2つの光子の絡み合いと偏光に関する詳細な解析を行う。
2つの光子のうち、オンシェルまたはオフシェルである電子から生じる放出確率への寄与を同定することにより、偏光測定によりオンシェルチャネルを介して放出されるものと区別できるオフシェル寄与により、絡み合った光子が生成されることを示す。
また,エンタングルメントを説明するための直感的な図を示し,エンタングルx線を生成・分離する実験を提案する。
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