論文の概要: Phonon-photon conversion as mechanism for cooling and coherence transfer
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.09837v2
- Date: Fri, 22 Dec 2023 07:39:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-25 17:45:21.655951
- Title: Phonon-photon conversion as mechanism for cooling and coherence transfer
- Title(参考訳): 冷却・コヒーレンス転移機構としてのフォノン光子変換
- Authors: Alessandro Ferreri, David Edward Bruschi, Frank K. Wilhelm, Franco
Nori and Vincenzo Macr\`i
- Abstract要約: 量子場を構成する空洞の可動壁のエネルギーは、場自体の量子に変換できる。
我々は、この現象が壁を冷やすための道具として利用できることを示すために、量子熱力学を用いている。
我々は、他のサブシステムで構成されたケースを含むシステム全体を冷却するために、1つのレーザードライブを使用する方法を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 41.94295877935867
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The dynamical Casimir effect is the physical phenomenon where the mechanical
energy of a movable wall of a cavity confining a quantum field can be converted
into quanta of the field itself. This effect has been recognized as one of the
most astonishing predictions of quantum field theory. At the quantum scale, the
energy conversion can also occur incoherently, namely without an physical
motion of the wall. We employ quantum thermodynamics to show that this
phenomenon can be employed as a tool to cool down the wall when there is a
non-vanishing temperature gradient between the wall and the cavity. At the same
time, the process of heat-transfer enables to share the coherence from one
cavity mode, driven by a laser, to the wall, thereby forcing its coherent
oscillation. Finally, we show how to employ one laser drive to cool the entire
system including the case when it is composed of other subsystems.
- Abstract(参考訳): 力学カシミール効果(dynamical casimir effect)は、量子場を閉じ込めた空洞の可動壁の機械的エネルギーを場の量子量に変換することができる物理現象である。
この効果は、量子場理論の最も驚くべき予測の1つとして認識されている。
量子スケールでは、エネルギー変換は非一貫性、すなわち壁の物理的運動なしでも起こりうる。
量子熱力学を用いて, 壁面とキャビティの温度勾配が非破壊的な場合, この現象を壁面を冷却する道具として用いることができることを示した。
同時に、熱伝達の過程は、レーザーによって駆動される1つのキャビティモードから壁へのコヒーレンスを共有し、コヒーレント振動を強制することができる。
最後に、他のサブシステムで構成される場合を含むシステム全体を冷却するために、1つのレーザードライブを使用する方法を示す。
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