論文の概要: Dynamical Casimir cooling in circuit QED systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.09893v1
- Date: Fri, 15 Dec 2023 15:42:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-18 15:04:43.251738
- Title: Dynamical Casimir cooling in circuit QED systems
- Title(参考訳): 回路QEDシステムにおける動的カシミール冷却
- Authors: Sadeq S. Kadijani, Nicol\'as Del Grosso, Thomas L. Schmidt, M. Bel\'en
Farias
- Abstract要約: 外部駆動型超伝導量子干渉装置(SQUID)に結合された伝送線路は、動的カシミール効果(DCE)を示すことができる。
我々は、SQUIDの自由度を定量化し、キャビティモードとハミルトンの3体相互作用をもたらすことを示す。
この設定により, キャビティ内に存在する全てのモードとの結合が可能となり, SQUIDとの相互作用に他の2つのモードを追加することにより, 冷却効果が向上することを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A transmission line coupled to an externally driven superconducting quantum
interference device (SQUID) can exhibit the Dynamical Casimir Effect (DCE).
Employing this setup, we quantize the SQUID degrees of freedom and show that it
gives rise to a three-body interaction Hamiltonian with the cavity modes. By
considering only two interacting modes from the cavities we show that the
device can function as an autonomous cooler where the SQUID can be used as a
work source to cool down the cavity modes. Moreover, this setup allows for
coupling to all modes existing inside the cavities, and we show that by adding
two other extra modes to the interaction with the SQUID the cooling effect can
be enhanced.
- Abstract(参考訳): 外部駆動型超伝導量子干渉装置(SQUID)に結合された伝送線は、動的カシミール効果(DCE)を示すことができる。
この設定を用いることで、SQUIDの自由度を定量化し、ハミルトニアンとキャビティモードとの3体相互作用をもたらすことを示す。
空洞からの相互作用モードを2つだけ考慮することで、SQUIDをワークソースとして使用できる自律冷却機として機能し、空洞モードを冷却できることが示される。
さらに,この設定によりキャビティ内に存在する全てのモードへの結合が可能となり,squidとの相互作用に他の2つの追加モードを追加することで冷却効果が向上することを示す。
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