論文の概要: Single-piston quantum engine
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.06065v1
- Date: Sun, 10 Mar 2024 02:38:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-13 09:04:44.597173
- Title: Single-piston quantum engine
- Title(参考訳): シングルピストン量子エンジン
- Authors: Aleksandr Rodin
- Abstract要約: 作動流体として作用する高調波発振器に基づく単一ピストン量子エンジンを提案する。
エンジンは、バスと測定の2つの異なるパワープロトコルを用いて数値シミュレーションされる。
浴槽の衝突モデルを用いて、エンジンは正の作業出力で安定した状態に達することを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 65.268245109828
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A single-piston quantum engine based on a harmonic oscillator acting as the
working fluid is proposed. Using the fact that the interaction between the
piston and the oscillator depends on the extent of the oscillator wavefunction,
one can control this interaction by modifying the oscillator temperature. By
retracting the piston when the interaction is weak (hot oscillator) and
returning it to the original position when the coupling is strong (cold
oscillator), useful work can be performed assuming the interaction is
attractive. The cycle of the engine is simulated numerically using two
different powering protocols: bath and measurement. Using the collision model
for the baths, the engine is shown to reach a steady state with positive work
output.
- Abstract(参考訳): 作動流体として作用する高調波発振器に基づく単一ピストン量子エンジンを提案する。
ピストンと発振器の相互作用が発振器の波動関数の範囲に依存するという事実を利用して、発振器温度を変化させることでこの相互作用を制御することができる。
相互作用が弱いとき(ホット発振器)にピストンを取り外し、結合が強いとき(コールド発振器)に元の位置に戻すことにより、相互作用が魅力的であると仮定して有用な作業を行うことができる。
エンジンのサイクルは、バスと測定の2つの異なるパワープロトコルを用いて数値シミュレーションされる。
浴槽の衝突モデルを用いて、エンジンは正の作業出力で安定した状態に達することを示した。
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