論文の概要: FastPerson: Enhancing Video Learning through Effective Video Summarization that Preserves Linguistic and Visual Contexts
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.17727v1
- Date: Tue, 26 Mar 2024 14:16:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-27 15:08:05.674762
- Title: FastPerson: Enhancing Video Learning through Effective Video Summarization that Preserves Linguistic and Visual Contexts
- Title(参考訳): FastPerson: 言語と視覚のコンテキストを保存する効果的なビデオ要約によるビデオ学習の促進
- Authors: Kazuki Kawamura, Jun Rekimoto,
- Abstract要約: 本稿では,講義ビデオにおける視覚情報と聴覚情報の両方を考慮した映像要約手法であるFastPersonを提案する。
FastPersonは、音声の書き起こしと画面上の画像とテキストを利用して要約ビデオを作成する。
従来のビデオ再生方式と同じレベルの理解度で視聴時間を53%短縮する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 23.6178079869457
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quickly understanding lengthy lecture videos is essential for learners with limited time and interest in various topics to improve their learning efficiency. To this end, video summarization has been actively researched to enable users to view only important scenes from a video. However, these studies focus on either the visual or audio information of a video and extract important segments in the video. Therefore, there is a risk of missing important information when both the teacher's speech and visual information on the blackboard or slides are important, such as in a lecture video. To tackle this issue, we propose FastPerson, a video summarization approach that considers both the visual and auditory information in lecture videos. FastPerson creates summary videos by utilizing audio transcriptions along with on-screen images and text, minimizing the risk of overlooking crucial information for learners. Further, it provides a feature that allows learners to switch between the summary and original videos for each chapter of the video, enabling them to adjust the pace of learning based on their interests and level of understanding. We conducted an evaluation with 40 participants to assess the effectiveness of our method and confirmed that it reduced viewing time by 53\% at the same level of comprehension as that when using traditional video playback methods.
- Abstract(参考訳): 学習効率を向上させるために,学習者の時間と関心を制限した長い講義ビデオの理解が不可欠である。
この目的のために、ビデオの要約が活発に研究され、ユーザーはビデオから重要なシーンのみを見ることができるようになった。
しかし,これらの研究は映像の視覚情報や音声情報に焦点を合わせ,映像の重要なセグメントを抽出する。
そのため、講義ビデオのように教師のスピーチと黒板やスライドの視覚情報の両方が重要である場合、重要な情報が欠落するリスクがある。
そこで本研究では,講義ビデオにおける視覚情報と聴覚情報の両方を考慮した映像要約手法であるFastPersonを提案する。
FastPersonは、音声の書き起こしと画面上の画像とテキストを利用して要約ビデオを作成し、学習者にとって重要な情報を見落としてしまうリスクを最小限にする。
さらに、学習者はビデオの各章の要約とオリジナルビデオを切り替えることができ、興味や理解度に基づいて学習のペースを調整することができる。
提案手法の有効性を評価するため,40名の被験者を対象に評価を行い,従来のビデオ再生法と同様の理解度で視聴時間を53倍に短縮したことを確認した。
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