論文の概要: Simultaneous action of a single photon at two remote places
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.13545v2
- Date: Tue, 23 Apr 2024 02:00:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-24 18:27:13.925276
- Title: Simultaneous action of a single photon at two remote places
- Title(参考訳): 2つの遠隔地における単一光子の同時作用
- Authors: Lida Zhang,
- Abstract要約: これは、2つの空間的に離れた空洞からなるカスケード量子系において、それぞれ超強結合状態において量子ビットに結合すると考えられている。
2つのキャビティに単一光子パルスが入射すると2つのキュービットが同時に励起され、その分離が光子パルスの空間的長さに匹敵する場合であっても2つの検出事象が生じることが示される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Motivated by Einstein's thought experiment that a single quantum particle diffracted after a pinhole could in principle produce an action in two or several places on a hemispherical imaging screen, here we explore theoretically the possibility to simultaneously detect the action of a single photon at two remote places. This is considered in a cascade quantum system composed of two spatially distant cavities each coupled to a qubit in the ultrastrong coupling regime. We show that a single-photon pulse incident on the two cavities can simultaneously excite the two remote qubits and lead to two subsequent detection events even when the separation between them is comparable to the spatial length of the photon pulse. Our results not only uncover new facets of quantum mechanics at a fundamental level but also have practical applications, such as the generation of remote entanglement through a dissipative channel which is otherwise unattainable in the strong-coupling regime.
- Abstract(参考訳): アインシュタインの思考実験により、ピンホールの後に回折された1つの量子粒子が、原則として、半球の画像スクリーン上の2つまたは複数の場所で作用を発生させる可能性があるという結論が得られた。
これは、2つの空間的に離れた空洞からなるカスケード量子系において、それぞれ超強結合状態において量子ビットに結合すると考えられている。
2つのキャビティに単一光子パルスが入射すると2つのキュービットが同時に励起され、その分離が光子パルスの空間的長さに匹敵する場合であっても2つの検出事象が生じることが示される。
我々の結果は、量子力学の新たな側面を基本的なレベルで発見するだけでなく、強い結合状態では不可能な散逸チャネルによるリモート絡みの発生のような実践的な応用ももたらしている。
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