論文の概要: Simultaneous quantum identity authentication scheme utilizing entanglement swapping with secret key preservation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.14987v1
- Date: Thu, 23 May 2024 18:40:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-27 19:17:31.819082
- Title: Simultaneous quantum identity authentication scheme utilizing entanglement swapping with secret key preservation
- Title(参考訳): 秘密鍵保存による絡み替えを利用した同時量子アイデンティティ認証方式
- Authors: Arindam Dutta, Anirban Pathak,
- Abstract要約: 量子ID認証(QIA)のための新しいプロトコルを提案する。
提案手法は,AliceとBobという2人のユーザの同時認証を容易にする。
提案プロトコルは、不正行為、傍受、再送、偽造攻撃など、様々な既知の攻撃に対処できることを実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Unconditional security in quantum key distribution (QKD) relies on authenticating the identities of users involved in key distribution. While classical identity authentication schemes were initially utilized in QKD implementations, concerns regarding their vulnerability have prompted the exploration of quantum identity authentication (QIA) protocols. In this study, we introduce a new protocol for QIA, derived from the concept of controlled secure direct quantum communication. Our proposed scheme facilitates simultaneous authentication between two users, Alice and Bob, leveraging Bell states with the assistance of a third party, Charlie. Through rigorous security analysis, we demonstrate that the proposed protocol withstands various known attacks, including impersonation, intercept and resend and impersonated fraudulent attacks. Additionally, we establish the relevance of the proposed protocol by comparing it with the existing protocols of similar type.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(QKD)における無条件セキュリティは、鍵分布に関わるユーザのアイデンティティの認証に依存する。
古典的なアイデンティティ認証スキームは、当初はQKD実装で利用されていたが、その脆弱性に関する懸念が量子ID認証(QIA)プロトコルの探索を促した。
本研究では,制御された直接量子通信の概念からQIAの新しいプロトコルを提案する。
提案手法は,AliceとBobという2人のユーザの同時認証を容易にする。
厳密なセキュリティ分析を通じて、提案プロトコルは、不正行為、傍受、再送、不正攻撃など、様々な既知の攻撃に耐えることを示した。
さらに,提案プロトコルと類似型の既存のプロトコルとの比較により,提案プロトコルの関連性を確立する。
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