論文の概要: Denoising LM: Pushing the Limits of Error Correction Models for Speech Recognition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.15216v1
- Date: Fri, 24 May 2024 05:05:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-27 17:59:14.997840
- Title: Denoising LM: Pushing the Limits of Error Correction Models for Speech Recognition
- Title(参考訳): 音声認識のための誤り訂正モデルの限界を押し上げるLM
- Authors: Zijin Gu, Tatiana Likhomanenko, He Bai, Erik McDermott, Ronan Collobert, Navdeep Jaitly,
- Abstract要約: Denoising LM (DLM) は大量の合成データで訓練された$textitscaled$エラー補正モデルである。
DLMは、$textittest-clean$で1.5%のワードエラー率(WER)、$textittest-other$で3.3%のWERを達成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 21.516152600963775
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Language models (LMs) have long been used to improve results of automatic speech recognition (ASR) systems, but they are unaware of the errors that ASR systems make. Error correction models are designed to fix ASR errors, however, they showed little improvement over traditional LMs mainly due to the lack of supervised training data. In this paper, we present Denoising LM (DLM), which is a $\textit{scaled}$ error correction model trained with vast amounts of synthetic data, significantly exceeding prior attempts meanwhile achieving new state-of-the-art ASR performance. We use text-to-speech (TTS) systems to synthesize audio, which is fed into an ASR system to produce noisy hypotheses, which are then paired with the original texts to train the DLM. DLM has several $\textit{key ingredients}$: (i) up-scaled model and data; (ii) usage of multi-speaker TTS systems; (iii) combination of multiple noise augmentation strategies; and (iv) new decoding techniques. With a Transformer-CTC ASR, DLM achieves 1.5% word error rate (WER) on $\textit{test-clean}$ and 3.3% WER on $\textit{test-other}$ on Librispeech, which to our knowledge are the best reported numbers in the setting where no external audio data are used and even match self-supervised methods which use external audio data. Furthermore, a single DLM is applicable to different ASRs, and greatly surpassing the performance of conventional LM based beam-search rescoring. These results indicate that properly investigated error correction models have the potential to replace conventional LMs, holding the key to a new level of accuracy in ASR systems.
- Abstract(参考訳): 言語モデル(LM)は、長い間、自動音声認識(ASR)システムの結果を改善するために使われてきたが、彼らはASRシステムが犯す誤りに気づいていない。
誤り訂正モデルは、ASRエラーを修正するために設計されているが、主に教師付きトレーニングデータがないため、従来のLMよりもほとんど改善されていない。
本稿では,大量の合成データを用いてトレーニングした$\textit{scaled}$エラー補正モデルであるDenoising LM(DLM)について述べる。
テキスト音声合成システム(TTS)を用いて音声を合成し,ASRシステムに入力して雑音仮説を生成し,元のテキストと組み合わせてDLMを訓練する。
DLM には $\textit{key の要素がいくつかある。
(i) 大規模モデル及びデータ
(II)マルチスピーカTSシステムの使用
三 複数の騒音増強策の組合せ
(4)新しい復号法。
Transformer-CTC ASRを用いて、DLMは$\textit{test-clean}$で1.5%のワードエラー率(WER)、$\textit{test-other}$で3.3%のWERを達成する。
さらに、単一のDLMは異なるASRに適用でき、従来のALMベースのビームサーチ法の性能を大幅に上回っている。
これらの結果から,適切に検討された誤り訂正モデルは従来のLMを置き換える可能性を秘めており,ASRシステムにおける新たな精度の鍵を握っていることが示唆された。
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