論文の概要: Vision Language Models for Spreadsheet Understanding: Challenges and Opportunities
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.16234v2
- Date: Fri, 9 Aug 2024 03:30:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-12 18:19:02.460111
- Title: Vision Language Models for Spreadsheet Understanding: Challenges and Opportunities
- Title(参考訳): スプレッドシート理解のための視覚言語モデル:課題と機会
- Authors: Shiyu Xia, Junyu Xiong, Haoyu Dong, Jianbo Zhao, Yuzhang Tian, Mengyu Zhou, Yeye He, Shi Han, Dongmei Zhang,
- Abstract要約: 本稿では,スプレッドシート理解における視覚言語モデルの有用性について考察する。
我々は,OCR,空間認識,視覚的フォーマット認識のVLMを評価するための評価指標を用いた3つの自己監督的課題を提案する。
以上の結果から,VLMは有望な機能を示すが,細胞欠失や不適応による不満足な結果をもたらすことが明らかとなった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 45.07740718952321
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This paper explores capabilities of Vision Language Models on spreadsheet comprehension. We propose three self-supervised challenges with corresponding evaluation metrics to comprehensively evaluate VLMs on Optical Character Recognition (OCR), spatial perception, and visual format recognition. Additionally, we utilize the spreadsheet table detection task to assess the overall performance of VLMs by integrating these challenges. To probe VLMs more finely, we propose three spreadsheet-to-image settings: column width adjustment, style change, and address augmentation. We propose variants of prompts to address the above tasks in different settings. Notably, to leverage the strengths of VLMs in understanding text rather than two-dimensional positioning, we propose to decode cell values on the four boundaries of the table in spreadsheet boundary detection. Our findings reveal that VLMs demonstrate promising OCR capabilities but produce unsatisfactory results due to cell omission and misalignment, and they notably exhibit insufficient spatial and format recognition skills, motivating future work to enhance VLMs' spreadsheet data comprehension capabilities using our methods to generate extensive spreadsheet-image pairs in various settings.
- Abstract(参考訳): 本稿では,スプレッドシート理解における視覚言語モデルの有用性について考察する。
本稿では,光学的文字認識(OCR),空間認識,視覚的フォーマット認識におけるVLMを包括的に評価するための評価指標を用いた3つの自己監督的課題を提案する。
さらに,これらの課題を統合することで,VLMの全体的な性能を評価するために表テーブル検出タスクを利用する。
より詳細にVLMを探索するために,カラム幅調整,スタイル変更,アドレス拡張という3つのスプレッドシート・ツー・イメージ設定を提案する。
我々は、上記の課題に異なる設定で対処するためのプロンプトの変種を提案する。
特に,2次元位置決めよりもテキスト理解におけるVLMの強みを活用するために,表の4つの境界におけるセル値のデコードを提案する。
以上の結果から,VLMは有望なOCR機能を示すが,細胞欠失や不整合による不満足な結果が得られ,空間認識能力やフォーマット認識能力が不足していることが判明した。
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