論文の概要: MathChat: Benchmarking Mathematical Reasoning and Instruction Following in Multi-Turn Interactions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2405.19444v1
- Date: Wed, 29 May 2024 18:45:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-31 19:26:02.038656
- Title: MathChat: Benchmarking Mathematical Reasoning and Instruction Following in Multi-Turn Interactions
- Title(参考訳): MathChat: マルチターンインタラクションにおける数学的推論と指導のベンチマーク
- Authors: Zhenwen Liang, Dian Yu, Wenhao Yu, Wenlin Yao, Zhihan Zhang, Xiangliang Zhang, Dong Yu,
- Abstract要約: 本稿では,大規模言語モデル (LLM) を評価するためのベンチマークであるMathChatを紹介する。
我々は,MathChatベンチマーク上での様々なSOTA LLMの性能評価を行い,これらのモデルが単ターン質問応答において優れているが,より複雑なシナリオでは性能が著しく劣っていることを観察した。
我々は,LLMファインタニングのための合成対話に基づく数学データセットであるMathChat syncを開発した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 58.57255822646756
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Large language models (LLMs) have demonstrated impressive capabilities in mathematical problem solving, particularly in single turn question answering formats. However, real world scenarios often involve mathematical question answering that requires multi turn or interactive information exchanges, and the performance of LLMs on these tasks is still underexplored. This paper introduces MathChat, a comprehensive benchmark specifically designed to evaluate LLMs across a broader spectrum of mathematical tasks. These tasks are structured to assess the models' abilities in multiturn interactions and open ended generation. We evaluate the performance of various SOTA LLMs on the MathChat benchmark, and we observe that while these models excel in single turn question answering, they significantly underperform in more complex scenarios that require sustained reasoning and dialogue understanding. To address the above limitations of existing LLMs when faced with multiturn and open ended tasks, we develop MathChat sync, a synthetic dialogue based math dataset for LLM finetuning, focusing on improving models' interaction and instruction following capabilities in conversations. Experimental results emphasize the need for training LLMs with diverse, conversational instruction tuning datasets like MathChatsync. We believe this work outlines one promising direction for improving the multiturn mathematical reasoning abilities of LLMs, thus pushing forward the development of LLMs that are more adept at interactive mathematical problem solving and real world applications.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は数学的な問題解決において、特に一ターンの質問応答形式において顕著な能力を示した。
しかし、現実のシナリオでは、多ターンや対話的な情報交換を必要とする数学的な質問応答がしばしば必要であり、これらのタスクにおけるLLMの性能はまだ未定である。
本稿では,LLMを幅広い数学的タスクの範囲にわたって評価するための総合的なベンチマークであるMathChatを紹介する。
これらのタスクは、マルチターン相互作用とオープンエンド生成におけるモデルの能力を評価するために構成される。
我々は,MathChatベンチマークにおける様々なSOTA LLMの性能評価を行い,これらのモデルが一ターン質問応答において優れている一方で,持続的な推論と対話理解を必要とする複雑なシナリオにおいて,それらの性能は著しく低下していることを示した。
マルチターンタスクやオープンエンドタスクに直面する既存のLLMの制限に対処するため,LLMファインタニングのための合成対話型数学データセットであるMathChatSyncを開発した。
実験結果は、MathChatsyncのような多種多様な対話型インストラクションチューニングデータセットでLLMをトレーニングする必要性を強調している。
本研究は, LLMの多元数理推論能力向上に向けた有望な方向性の1つを概説し, 対話型数学的問題解決や実世界の応用に長けているLCMの開発を推し進めるものであると考えている。
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