論文の概要: Understanding and Mitigating Compositional Issues in Text-to-Image Generative Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.07844v1
- Date: Wed, 12 Jun 2024 03:21:34 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-13 18:34:46.512745
- Title: Understanding and Mitigating Compositional Issues in Text-to-Image Generative Models
- Title(参考訳): テキスト・画像生成モデルにおける構成問題の理解と緩和
- Authors: Arman Zarei, Keivan Rezaei, Samyadeep Basu, Mehrdad Saberi, Mazda Moayeri, Priyatham Kattakinda, Soheil Feizi,
- Abstract要約: CLIPテキストエンコーダによる不完全なテキストコンディショニングは、高忠実な合成シーンを生成するためのテキスト・ツー・イメージ・モデルが欠如している主な理由の1つであることを示す。
本研究の主目的は,モデルのFIDスコアを損なうことなく,最高の構成改善が達成できることである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 46.723653095494896
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recent text-to-image diffusion-based generative models have the stunning ability to generate highly detailed and photo-realistic images and achieve state-of-the-art low FID scores on challenging image generation benchmarks. However, one of the primary failure modes of these text-to-image generative models is in composing attributes, objects, and their associated relationships accurately into an image. In our paper, we investigate this compositionality-based failure mode and highlight that imperfect text conditioning with CLIP text-encoder is one of the primary reasons behind the inability of these models to generate high-fidelity compositional scenes. In particular, we show that (i) there exists an optimal text-embedding space that can generate highly coherent compositional scenes which shows that the output space of the CLIP text-encoder is sub-optimal, and (ii) we observe that the final token embeddings in CLIP are erroneous as they often include attention contributions from unrelated tokens in compositional prompts. Our main finding shows that the best compositional improvements can be achieved (without harming the model's FID scores) by fine-tuning {\it only} a simple linear projection on CLIP's representation space in Stable-Diffusion variants using a small set of compositional image-text pairs. This result demonstrates that the sub-optimality of the CLIP's output space is a major error source. We also show that re-weighting the erroneous attention contributions in CLIP can also lead to improved compositional performances, however these improvements are often less significant than those achieved by solely learning a linear projection head, highlighting erroneous attentions to be only a minor error source.
- Abstract(参考訳): 最近のテキストから画像への拡散に基づく生成モデルは、高精細でリアルな画像を生成し、挑戦的な画像生成ベンチマークで最先端の低いFIDスコアを達成することができる。
しかしながら、これらのテキストから画像への生成モデルの主要な失敗モードの1つは、属性、オブジェクト、および関連する関係を正確に画像に合成することである。
本稿では,CLIPテキストエンコーダによる不完全なテキストコンディショニングが,これらのモデルが高忠実な構成シーンを生成できない主な理由の1つであることを示す。
特に私たちが示すのは
(i)CLIPテキストエンコーダの出力空間が準最適であることを示す高一貫性な合成シーンを生成できる最適テキスト埋め込み空間が存在する。
(II)CLIPへの最後のトークン埋め込みは、しばしば、合成プロンプトにおける無関係なトークンからの注意貢献を含むため、誤っていることが観察された。
本研究の主目的は,CLIPの表現空間上の単純な線形射影を,構成的画像-テキストペアの小さな集合を用いて行うことにより,(モデルのFIDスコアを損なわずに)最高の構成的改善が達成できることである。
この結果は、CLIPの出力空間のサブ最適性が主要なエラー源であることを証明している。
また,CLIPにおける誤注目度の再重み付けにより構成性能が向上することが示唆された。
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