論文の概要: Slot State Space Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.12272v3
- Date: Wed, 26 Jun 2024 03:04:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-27 18:06:11.900212
- Title: Slot State Space Models
- Title(参考訳): スロット状態空間モデル
- Authors: Jindong Jiang, Fei Deng, Gautam Singh, Minseung Lee, Sungjin Ahn,
- Abstract要約: 本稿では,情報分離の保存・促進を目的として,独立したメカニズムをSSMに組み込む新しいフレームワークであるSlotSSMを紹介する。
実験では,対象中心の映像理解,3次元視覚推論,映像予測タスクにおけるモデルの評価を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 26.21351703553609
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recent State Space Models (SSMs) such as S4, S5, and Mamba have shown remarkable computational benefits in long-range temporal dependency modeling. However, in many sequence modeling problems, the underlying process is inherently modular and it is of interest to have inductive biases that mimic this modular structure. In this paper, we introduce SlotSSMs, a novel framework for incorporating independent mechanisms into SSMs to preserve or encourage separation of information. Unlike conventional SSMs that maintain a monolithic state vector, SlotSSMs maintains the state as a collection of multiple vectors called slots. Crucially, the state transitions are performed independently per slot with sparse interactions across slots implemented via the bottleneck of self-attention. In experiments, we evaluate our model in object-centric video understanding, 3D visual reasoning, and video prediction tasks, which involve modeling multiple objects and their long-range temporal dependencies. We find that our proposed design offers substantial performance gains over existing sequence modeling methods.
- Abstract(参考訳): S4、S5、Mambaのような最近の状態空間モデル(SSM)は、長距離時間依存性モデリングにおいて顕著な計算上の利点を示している。
しかし、多くのシーケンスモデリング問題において、基礎となるプロセスは本質的にモジュラーであり、このモジュラー構造を模倣する帰納的バイアスを持つことは興味深い。
本稿では,情報分離の維持・促進を目的として,独立したメカニズムをSSMに組み込む新しいフレームワークであるSlotSSMを紹介する。
モノリシックな状態ベクトルを保持する従来のSSMとは異なり、SlotSSMはスロットと呼ばれる複数のベクトルの集合として状態を維持する。
重要なことは、状態遷移はスロットごとに独立に行われ、自己注意のボトルネックを通じて実装されたスロット間の疎相互作用である。
実験では,オブジェクト中心の映像理解,3次元視覚推論,映像予測タスクにおいて,複数のオブジェクトとその長距離時間依存性のモデル化を含むモデルを評価する。
提案手法は,既存のシーケンス・モデリング手法に比べて性能が大幅に向上することがわかった。
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