論文の概要: Hopping Too Late: Exploring the Limitations of Large Language Models on Multi-Hop Queries
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.12775v2
- Date: Mon, 14 Oct 2024 09:55:12 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-15 15:03:05.474914
- Title: Hopping Too Late: Exploring the Limitations of Large Language Models on Multi-Hop Queries
- Title(参考訳): ホッピングが遅すぎる - マルチホップクエリによる大規模言語モデルの限界を探る
- Authors: Eden Biran, Daniela Gottesman, Sohee Yang, Mor Geva, Amir Globerson,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)が複雑な多段階問題をいかに解決するかを考察する。
潜在ステップが内部でどのように計算されるかを理解することは、全体的な計算を理解する上で鍵となる。
後層からの隠れ表現を以前の層にパッチバックする「バックパッチ」解析手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 39.438904598467154
- License:
- Abstract: Large language models (LLMs) can solve complex multi-step problems, but little is known about how these computations are implemented internally. Motivated by this, we study how LLMs answer multi-hop queries such as "The spouse of the performer of Imagine is". These queries require two information extraction steps: a latent one for resolving the first hop ("the performer of Imagine") into the bridge entity (John Lennon), and another for resolving the second hop ("the spouse of John Lennon") into the target entity (Yoko Ono). Understanding how the latent step is computed internally is key to understanding the overall computation. By carefully analyzing the internal computations of transformer-based LLMs, we discover that the bridge entity is resolved in the early layers of the model. Then, only after this resolution, the two-hop query is solved in the later layers. Because the second hop commences in later layers, there could be cases where these layers no longer encode the necessary knowledge for correctly predicting the answer. Motivated by this, we propose a novel "back-patching" analysis method whereby a hidden representation from a later layer is patched back to an earlier layer. We find that in up to 66% of previously incorrect cases there exists a back-patch that results in the correct generation of the answer, showing that the later layers indeed sometimes lack the needed functionality. Overall, our methods and findings open further opportunities for understanding and improving latent reasoning in transformer-based LLMs.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は複雑な多段階問題を解くことができるが、これらの計算を内部でどのように実装するかは分かっていない。
そこで本研究では,LLMがマルチホップクエリにどのように答えるのかを考察する。
これらのクエリには、第1ホップ("Imagine"のパフォーマー)をブリッジエンティティ("John Lennon")に、第2ホップ("John Lennon"の配偶者)をターゲットエンティティ("Yoko Ono")に解決する、という2つの情報抽出ステップが必要である。
潜在ステップが内部でどのように計算されるかを理解することは、全体的な計算を理解する上で重要である。
変換器をベースとしたLLMの内部計算を慎重に解析することにより,モデルの初期層においてブリッジ実体が解決されることが分かる。
そして、この解決後のみ、後続のレイヤで2つのホップクエリが解決される。
2番目のホップは後続のレイヤで始まるので、これらのレイヤが解を正しく予測するために必要な知識をコード化していない場合もあります。
そこで本研究では,後層からの隠れ表現を以前の層にパッチバックする「バックパッチ」解析手法を提案する。
以前誤ったケースの最大66%には、正しい回答を生成するバックパッチが存在しており、後続のレイヤが本当に必要な機能を欠いていることが示されています。
全体として,本手法と知見は,トランスフォーマーを用いたLCMにおける潜在推論の理解と改善のさらなる機会を開いている。
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