論文の概要: EMMI -- Empathic Multimodal Motivational Interviews Dataset: Analyses and Annotations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.16478v1
- Date: Mon, 24 Jun 2024 09:32:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-25 15:33:48.929614
- Title: EMMI -- Empathic Multimodal Motivational Interviews Dataset: Analyses and Annotations
- Title(参考訳): EMMI -- Empathic Multimodal Motivational Interviews Dataset: Analyses and Annotations
- Authors: Lucie Galland, Catherine Pelachaud, Florian Pecune,
- Abstract要約: 本研究の目的は、セラピストが治療の課題目標(モチベーション・インタビューの古典的なステップ)と社会的目標(信頼関係の構築と共感の表現)をいかにうまく融合させるかを明らかにすることである。
本稿では,シミュレートされたモチベーションインタビュー会話からなるコーパスのマルチモーダルアノテーションを提案する。
我々はこれらのアノテーションを分析し,社会的・共感的行動を強調したモチベーションインタビューを行う仮想エージェントを開発するための機能的振る舞いを特徴付ける。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7499722271664147
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: The study of multimodal interaction in therapy can yield a comprehensive understanding of therapist and patient behavior that can be used to develop a multimodal virtual agent supporting therapy. This investigation aims to uncover how therapists skillfully blend therapy's task goal (employing classical steps of Motivational Interviewing) with the social goal (building a trusting relationship and expressing empathy). Furthermore, we seek to categorize patients into various ``types'' requiring tailored therapeutic approaches. To this intent, we present multimodal annotations of a corpus consisting of simulated motivational interviewing conversations, wherein actors portray the roles of patients and therapists. We introduce EMMI, composed of two publicly available MI corpora, AnnoMI and the Motivational Interviewing Dataset, for which we add multimodal annotations. We analyze these annotations to characterize functional behavior for developing a virtual agent performing motivational interviews emphasizing social and empathic behaviors. Our analysis found three clusters of patients expressing significant differences in behavior and adaptation of the therapist's behavior to those types. This shows the importance of a therapist being able to adapt their behavior depending on the current situation within the dialog and the type of user.
- Abstract(参考訳): 治療におけるマルチモーダル相互作用の研究は、治療を支援するマルチモーダルバーチャルエージェントの開発に使用できるセラピストと患者行動の包括的理解をもたらす可能性がある。
本研究の目的は、セラピストが治療の課題目標(モチベーション・インタビューの古典的なステップを実践)と社会的目標(信頼関係の構築と共感の表現)をいかにうまく融合させるかを明らかにすることである。
さらに, 患者を様々な「タイプ」に分類し, 治療的アプローチの仕方も検討した。
本目的は,シミュレートされたモチベーションインタビュー会話からなるコーパスのマルチモーダルアノテーションで,アクターが患者とセラピストの役割を描写することである。
我々は、公開されている2つのMIコーパスであるAnnoMIとMotivational Interviewing DatasetからなるEMMIを紹介し、マルチモーダルアノテーションを追加します。
我々はこれらのアノテーションを分析し,社会的・共感的行動を強調したモチベーションインタビューを行う仮想エージェントを開発するための機能的振る舞いを特徴付ける。
分析の結果,治療者の行動に有意な差異を呈し,治療者の行動に適応する3つの患者群が認められた。
このことは、ダイアログの現在の状況やユーザの種類に応じて、セラピストが行動に適応できることの重要性を示している。
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