論文の概要: To CoT or not to CoT? Chain-of-thought helps mainly on math and symbolic reasoning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.12183v1
- Date: Wed, 18 Sep 2024 17:55:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-19 16:21:44.877097
- Title: To CoT or not to CoT? Chain-of-thought helps mainly on math and symbolic reasoning
- Title(参考訳): CoTにせよCoTにせよ? チェーン・オブ・シンクは数学と記号的推論を主役とする
- Authors: Zayne Sprague, Fangcong Yin, Juan Diego Rodriguez, Dongwei Jiang, Manya Wadhwa, Prasann Singhal, Xinyu Zhao, Xi Ye, Kyle Mahowald, Greg Durrett,
- Abstract要約: Chain-of-Thought (CoT) は,大規模言語モデル (LLM) から推論能力を引き出すデファクト手法である。
私たちは、CoTが主に数学や論理学を含むタスクに強いパフォーマンス上の利点をもたらし、他のタスクよりもはるかに少ない利益をもたらすことを示しています。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 55.52872152909785
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Chain-of-thought (CoT) via prompting is the de facto method for eliciting reasoning capabilities from large language models (LLMs). But for what kinds of tasks is this extra ``thinking'' really helpful? To analyze this, we conducted a quantitative meta-analysis covering over 100 papers using CoT and ran our own evaluations of 20 datasets across 14 models. Our results show that CoT gives strong performance benefits primarily on tasks involving math or logic, with much smaller gains on other types of tasks. On MMLU, directly generating the answer without CoT leads to almost identical accuracy as CoT unless the question or model's response contains an equals sign, indicating symbolic operations and reasoning. Following this finding, we analyze the behavior of CoT on these problems by separating planning and execution and comparing against tool-augmented LLMs. Much of CoT's gain comes from improving symbolic execution, but it underperforms relative to using a symbolic solver. Our results indicate that CoT can be applied selectively, maintaining performance while saving inference costs. Furthermore, they suggest a need to move beyond prompt-based CoT to new paradigms that better leverage intermediate computation across the whole range of LLM applications.
- Abstract(参考訳): CoT(Chain-of- Thought)は、大規模言語モデル(LLM)から推論能力を引き出すための事実上の方法である。
しかし、この余分な‘考え’が本当に役に立つのはどんなタスクなのか?
これを分析するために,CoTを用いた100以上の論文を対象とした定量的メタ分析を行い,14モデルにまたがる20データセットの評価を行った。
以上の結果から,CoTは数学や論理学に関わるタスクに対して,他のタスクよりもはるかに少ないパフォーマンス上のメリットをもたらすことが示唆された。
MMLUでは、CoTなしで直接答えを生成することは、質問やモデルの応答が等しく、記号的な操作と推論を含まない限り、CoTとほぼ同一の精度をもたらす。
次に,これらの問題に対するCoTの挙動を,計画と実行を分離し,ツール拡張LDMと比較することにより解析する。
CoTの利益の多くはシンボリックな実行の改善によるものだが、シンボリックな解法に比べて性能は劣っている。
この結果から,COTを選択的に適用し,推論コストを抑えながら性能を維持できることが示唆された。
さらに彼らは、プロンプトベースのCoTを超えて、LLMアプリケーション全体にわたって中間計算をよりよく活用する新しいパラダイムに移行する必要性を示唆している。
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