論文の概要: From Tokens to Words: On the Inner Lexicon of LLMs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.05864v2
- Date: Thu, 10 Oct 2024 12:41:26 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-11-01 12:30:00.614604
- Title: From Tokens to Words: On the Inner Lexicon of LLMs
- Title(参考訳): トークンから言葉へ:LLMの内的語彙について
- Authors: Guy Kaplan, Matanel Oren, Yuval Reif, Roy Schwartz,
- Abstract要約: 自然言語は単語から成り立っているが、現代のLLMはサブワードを入力として処理する。
本稿では,LLMが単語列をコヒーレントな単語表現に結合する固有デトケン化過程に関与することを示す。
以上の結果から, LLMはトークン化のスコープを超えて, 潜在語彙を保っていることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.148628740938674
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Natural language is composed of words, but modern LLMs process sub-words as input. A natural question raised by this discrepancy is whether LLMs encode words internally, and if so how. We present evidence that LLMs engage in an intrinsic detokenization process, where sub-word sequences are combined into coherent word representations. Our experiments show that this process takes place primarily within the early and middle layers of the model. They also show that it is robust to non-morphemic splits, typos and perhaps importantly-to out-of-vocabulary words: when feeding the inner representation of such words to the model as input vectors, it can "understand" them despite never seeing them during training. Our findings suggest that LLMs maintain a latent vocabulary beyond the tokenizer's scope. These insights provide a practical, finetuning-free application for expanding the vocabulary of pre-trained models. By enabling the addition of new vocabulary words, we reduce input length and inference iterations, which reduces both space and model latency, with little to no loss in model accuracy.
- Abstract(参考訳): 自然言語は単語から成り立っているが、現代のLLMはサブワードを入力として処理する。
この矛盾によって引き起こされる自然な疑問は、LLMが単語を内部的にエンコードするかどうか、そしてその方法である。
本稿では,LLMが単語列をコヒーレントな単語表現に結合する固有デトケン化過程に関与することを示す。
実験の結果、このプロセスはモデルの初期層と中期層で主に行われます。
また、入力ベクトルとしてモデルにそのような単語の内的表現を与えるとき、訓練中にその単語を見たことがなくとも「理解」することができる。
以上の結果から, LLMはトークン化のスコープを超えて, 潜在語彙を保っていることが示唆された。
これらの知見は、事前訓練されたモデルの語彙を拡張するための実用的で微調整のないアプリケーションを提供する。
新しい語彙語を追加することで、入力長と推論の繰り返しを減らし、空間とモデルの遅延を減らし、モデルの精度をほとんど、あるいは全く損なわない。
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