論文の概要: Delta-ICM: Entropy Modeling with Delta Function for Learned Image Compression
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.07669v2
- Date: Wed, 16 Oct 2024 03:45:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-10-31 15:36:27.146533
- Title: Delta-ICM: Entropy Modeling with Delta Function for Learned Image Compression
- Title(参考訳): デルタICM:学習画像圧縮のためのデルタ関数を用いたエントロピーモデリング
- Authors: Takahiro Shindo, Taiju Watanabe, Yui Tatsumi, Hiroshi Watanabe,
- Abstract要約: コンピュータビジョンの研究が進むにつれて、画像符号化(ICM)の重要性が高まっている。
認識モデルの需要は一般大衆の間で急速に増加している。
ICM技術を使用して、コンシューマデバイスとクラウドAI間でイメージデータを交換することは、可能な解決策のひとつだ。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Image Coding for Machines (ICM) is becoming more important as research in computer vision progresses. ICM is a vital research field that pursues the use of images for image recognition models, facilitating efficient image transmission and storage. The demand for recognition models is growing rapidly among the general public, and their performance continues to improve. To meet these needs, exchanging image data between consumer devices and cloud AI using ICM technology could be one possible solution. In ICM, various image compression methods have adopted Learned Image Compression (LIC). LIC includes an entropy model for estimating the bitrate of latent features, and the design of this model significantly affects its performance. Typically, LIC methods assume that the distribution of latent features follows a normal distribution. This assumption is effective for compressing images intended for human vision. However, employing an entropy model based on normal distribution is inefficient in ICM due to the limitation of image parts that require precise decoding. To address this, we propose Delta-ICM, which uses a probability distribution based on a delta function. Assuming the delta distribution as a distribution of latent features reduces the entropy of image portions unnecessary for machines. We compress the remaining portions using an entropy model based on normal distribution, similar to existing methods. Delta-ICM selects between the entropy model based on the delta distribution and the one based on the normal distribution for each latent feature. Our method outperforms existing ICM methods in image compression performance aimed at machines.
- Abstract(参考訳): コンピュータビジョンの研究が進むにつれて、画像符号化(ICM)の重要性が高まっている。
ICMは画像認識モデルに画像の利用を追求する重要な研究分野であり、効率的な画像伝送と記憶を容易にする。
認識モデルの需要は一般大衆の間で急速に増加しており、その性能は改善を続けている。
これらのニーズを満たすために、消費者デバイスとITM技術を使用したクラウドAIの間で画像データを交換することは、可能な解決策の1つである。
ICMでは、様々な画像圧縮手法がLearned Image Compression (lic)を採用している。
licは遅延特徴のビットレートを推定するエントロピーモデルを含み、このモデルの設計はその性能に大きく影響する。
通常、lic法は、潜在特徴量の分布は正規分布に従うと仮定する。
この仮定は人間の視覚を意図した画像の圧縮に有効である。
しかし、正規分布に基づくエントロピーモデルを用いることは、正確な復号を必要とする画像部品の制限のため、ICMでは非効率である。
そこで本研究では,デルタ関数に基づく確率分布を用いたデルタICMを提案する。
潜在特徴の分布としてデルタ分布を仮定すると、機械に不要な画像部分のエントロピーが減少する。
既存の手法と同様、正規分布に基づくエントロピーモデルを用いて残りの部分を圧縮する。
デルタICMは、デルタ分布に基づくエントロピーモデルと、各潜伏特徴に対する正規分布に基づくエントロピーモデルを選択する。
本手法は,マシンを対象とした画像圧縮性能において,既存のICM法よりも優れる。
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