論文の概要: TVBench: Redesigning Video-Language Evaluation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.07752v1
- Date: Thu, 10 Oct 2024 09:28:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-10-31 15:06:11.603581
- Title: TVBench: Redesigning Video-Language Evaluation
- Title(参考訳): TVBench:ビデオランゲージ評価を再設計
- Authors: Daniel Cores, Michael Dorkenwald, Manuel Mucientes, Cees G. M. Snoek, Yuki M. Asano,
- Abstract要約: 現在最も使われているビデオ言語ベンチマークは、時間的推論を必要とせずに解決可能であることを示す。
提案するTVBenchは,オープンソースのマルチ選択質問応答ベンチマークである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 48.71203934876828
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Large language models have demonstrated impressive performance when integrated with vision models even enabling video understanding. However, evaluating these video models presents its own unique challenges, for which several benchmarks have been proposed. In this paper, we show that the currently most used video-language benchmarks can be solved without requiring much temporal reasoning. We identified three main issues in existing datasets: (i) static information from single frames is often sufficient to solve the tasks (ii) the text of the questions and candidate answers is overly informative, allowing models to answer correctly without relying on any visual input (iii) world knowledge alone can answer many of the questions, making the benchmarks a test of knowledge replication rather than visual reasoning. In addition, we found that open-ended question-answering benchmarks for video understanding suffer from similar issues while the automatic evaluation process with LLMs is unreliable, making it an unsuitable alternative. As a solution, we propose TVBench, a novel open-source video multiple-choice question-answering benchmark, and demonstrate through extensive evaluations that it requires a high level of temporal understanding. Surprisingly, we find that most recent state-of-the-art video-language models perform similarly to random performance on TVBench, with only Gemini-Pro and Tarsier clearly surpassing this baseline.
- Abstract(参考訳): 大規模な言語モデルは、ビデオ理解を可能にするビジョンモデルと統合することで、印象的なパフォーマンスを示してきた。
しかし、これらのビデオモデルの評価には独自の課題があり、いくつかのベンチマークが提案されている。
本稿では,現在最も使われているビデオ言語ベンチマークを時間的推論を必要とせずに解くことができることを示す。
既存のデータセットの主な3つの問題を特定しました。
(i)単一フレームからの静的情報は、タスクを解くのに十分であることが多い
(二)質問文及び候補者回答の文章は過度に情報的であり、視覚的な入力に頼らずにモデルが正しく答えられるようにする。
(三)世界知識だけでは、多くの質問に答えることができ、ベンチマークを視覚的推論よりも知識複製のテストにする。
さらに,LLMによる自動評価プロセスは信頼性に欠ける上に,映像理解のためのオープンな質問応答ベンチマークも同様の問題に悩まされていることがわかった。
提案手法として, 提案するTVBenchは, 高レベルの時間的理解を必要とすることを広く評価し, 提案手法を提案する。
意外なことに、最新の最先端のビデオ言語モデルは、TVBenchのランダムなパフォーマンスと同じで、Gemini-ProとTarsierだけが明らかにこのベースラインを上回っている。
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