論文の概要: Self-Data Distillation for Recovering Quality in Pruned Large Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.09982v3
- Date: Tue, 12 Nov 2024 04:20:00 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-13 13:18:38.108878
- Title: Self-Data Distillation for Recovering Quality in Pruned Large Language Models
- Title(参考訳): 大規模言語モデルにおける品質回復のための自己データ蒸留法
- Authors: Vithursan Thangarasa, Ganesh Venkatesh, Mike Lasby, Nish Sinnadurai, Sean Lie,
- Abstract要約: ワンショットプルーニングは、特に多段階推論を必要とするタスクにおいて、大幅な品質劣化をもたらす。
品質の低下を回復するために、教師付き微調整(SFT)が一般的に用いられるが、これは破滅的な忘れを招きかねない。
本研究では,これらの課題に対処するために,自己データ蒸留ファインチューニングを利用する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.5665059604715017
- License:
- Abstract: Large language models have driven significant progress in natural language processing, but their deployment requires substantial compute and memory resources. As models scale, compression techniques become essential for balancing model quality with computational efficiency. Structured pruning, which removes less critical components of the model, is a promising strategy for reducing complexity. However, one-shot pruning often results in significant quality degradation, particularly in tasks requiring multi-step reasoning. To recover lost quality, supervised fine-tuning (SFT) is commonly applied, but it can lead to catastrophic forgetting by shifting the model's learned data distribution. Therefore, addressing the degradation from both pruning and SFT is essential to preserve the original model's quality. In this work, we utilize self-data distilled fine-tuning to address these challenges. Our approach leverages the original, unpruned model to generate a distilled dataset that preserves semantic richness and mitigates catastrophic forgetting by maintaining alignment with the base model's knowledge. Empirically, we demonstrate that self-data distillation consistently outperforms standard SFT, improving average accuracy by up to 8% on the HuggingFace OpenLLM Leaderboard v1. Specifically, when pruning six decoder blocks on Llama3.1-8B Instruct (i.e., 32 to 26 layers, reducing the model size from 8.03B to 6.72B parameters), our method retains 91.2% of the original model's accuracy compared to 81.7% with SFT, while reducing real-world FLOPs by 16.3%. Furthermore, combining self-data distilled models through model merging yields enhanced quality retention. Additionally, leveraging these pruned models in speculative decoding increases token acceptance rates, thereby improving inference efficiency in applied settings.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデルは自然言語処理に大きな進歩をもたらしたが、その展開には相当な計算資源とメモリ資源が必要である。
モデルがスケールするにつれて、モデル品質と計算効率のバランスをとるために圧縮技術が不可欠になる。
構造的プルーニング(Structured pruning)は、モデルの重要でないコンポーネントを排除し、複雑さを減らすための有望な戦略である。
しかし、特に多段階の推論を必要とするタスクにおいて、ワンショットプルーニングはしばしば大幅な品質劣化をもたらす。
損失品質を回復するために、教師付き微調整(SFT)が一般的に適用されるが、モデルの学習したデータ分布をシフトさせることで破滅的な忘れを招きかねない。
したがって、プルーニングとSFTの両方の劣化に対処することは、元のモデルの品質を維持するために不可欠である。
本研究では,これらの課題に対処するために,自己データ蒸留ファインチューニングを利用する。
提案手法では, 基本モデルの知識との整合性を維持することにより, 意味的豊かさを保ち, 破滅的な忘れを緩和する蒸留データセットを生成する。
実験により,HuggingFace OpenLLM Leaderboard v1では,自己データ蒸留が標準SFTより一貫して優れており,平均精度が最大8%向上していることが示された。
具体的には、Llama3.1-8Bインストラクト(32から26層、モデルサイズ8.03Bから6.72Bパラメータ)で6つのデコーダブロックをプルーニングする場合、実際のFLOPを16.3%削減しつつ、SFTと比較して元のモデルの精度の91.2%を維持している。
さらに、モデルマージによる自己データ蒸留モデルの組み合わせにより、品質保持が向上する。
さらに、これらのプルーンドモデルを投機的復号化に活用することでトークンの受入率が向上し、適用された設定における推論効率が向上する。
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