論文の概要: Generating entanglement of two acoustic modes by driving the qubit in circuit quantum acoustodynamics system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.11630v2
- Date: Wed, 23 Oct 2024 03:30:03 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-24 13:52:37.480932
- Title: Generating entanglement of two acoustic modes by driving the qubit in circuit quantum acoustodynamics system
- Title(参考訳): 量子音響力学系における量子ビット駆動による2つの音響モードの絡み合いの生成
- Authors: Mei-Rong Wei, Qi Guo, Gang Li, Tiancai Zhang,
- Abstract要約: 回路量子音響力学系における2つの長寿命フォノンモードの絡み合いを生成する方法を提案する。
2つの音響モードが圧電相互作用を介してキュービットに結合し、キュービットはマイクロ波磁場によって駆動される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.153970143991354
- License:
- Abstract: We propose how to generate the entanglement of two long-lived phonon modes in a circuit quantum acoustodynamics system, which consists of a multi-mode high-frequency bulk acoustic wave resonator and a transmon-type superconducting qubit. Two acoustic modes couple to the qubit through piezoelectric interaction, and the qubit is driven by a microwave field. Under the condition of far detuning between the qubit and acoustic modes, the qubit can be eliminated adiabatically, and thus establishing the indirect interaction between the two acoustic modes. We demonstrate that such the indirect interaction can be the parametric-amplification-type interaction by appropriately choosing the drive frequency and strength, so the entanglement between acoustic modes can be created by the direct unitary evolution. We numerically analyze the parameter conditions for generating the entanglement in detail and evaluate the influence of system dissipations and noise. The results show that the scheme can be realized using currently available parameters and has strong robustness against the dissipations and environmental temperature. This work may provide efficient resource for the quantum information processing based on the phononic systems.
- Abstract(参考訳): 本稿では,多モード高周波数バルク波共振器とトランスモン型超伝導量子ビットからなる回路量子音響力学系において,2つの長寿命フォノンモードの絡み合わせを生成する方法を提案する。
2つの音響モードが圧電相互作用を介してキュービットに結合し、キュービットはマイクロ波磁場によって駆動される。
クビットモードと音響モードの間の遠ゆらぎの条件下では、クビットをアダバティカルに除去し、2つの音響モード間の間接的な相互作用を確立することができる。
このような間接的相互作用は、駆動周波数と強度を適切に選択することでパラメトリック増幅型相互作用となり得ることを示す。
本研究では, 絡み合いを生成するパラメータ条件を詳細に解析し, 系の散逸とノイズの影響を評価する。
提案手法は, 現在利用可能なパラメータを用いて実現可能であり, 散逸や環境温度に対して強い堅牢性を有することを示す。
この研究は、フォノン系に基づく量子情報処理のための効率的な資源を提供することができる。
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