論文の概要: Quantum electrometry of non-volatile space charges in diamond
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.19309v1
- Date: Fri, 25 Oct 2024 05:39:19 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-28 13:33:19.346259
- Title: Quantum electrometry of non-volatile space charges in diamond
- Title(参考訳): ダイヤモンド中の不揮発性空間電荷の量子電気測定
- Authors: R. M. Goldblatt, N. Dontschuk, D. J. McCloskey, A. M. Martin, A. A. Wood,
- Abstract要約: ダイヤモンド内に埋め込まれた量子欠陥の電気測定を用いて、安定でミクロンスケールの空間電荷分布を観測する。
これらの空間電荷場は、広く分散した窒素電荷の空間配置に由来すると考えられる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
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- Abstract: The microscopic electric environment surrounding a spin defect in a wide-bandgap semiconductor plays a determining role in the spin coherence and charge stability of a given qubit and has an equally important role in defining the electrical properties of the host material. Here, we use electrometry of quantum defects embedded within a diamond to observe stable, micron-scale space charge distributions formed from trapped photogenerated charges. These space charges grow under optical illumination in the presence of an applied electric field, eventually screening the applied electric field entirely over a spatial extent of tens of microns due to charge carrier drift and capture. Our measurements suggest that these space charge fields originate from widely-dispersed spatial configurations of nitrogen charges. Our results have important consequences for electrometry and photoelectric detection using qubits in wide-bandgap semiconductors.
- Abstract(参考訳): 広帯域半導体におけるスピン欠陥を取り巻く微視的電気環境は、所定の量子ビットのスピンコヒーレンス及び電荷安定性において決定的な役割を担い、ホスト材料の電気的性質を定義する上でも同様に重要な役割を果たす。
ここでは、ダイヤモンド内に埋め込まれた量子欠陥の電気測定を用いて、閉じ込められた光発生電荷から形成される安定なミクロンスケールの空間電荷分布を観察する。
これらの空間電荷は、印加電界の存在下で光照射下で増大し、最終的に電荷キャリアのドリフトと捕捉による数十ミクロンの空間的範囲で印加電界を完全に遮蔽する。
これらの空間電荷場は、広く分散した窒素電荷の空間配置に由来すると考えられる。
この結果は広帯域半導体の量子ビットを用いた電気測定と光電検出に重要な影響を及ぼす。
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