論文の概要: Beyond Ontology in Dialogue State Tracking for Goal-Oriented Chatbot
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2410.22767v1
- Date: Wed, 30 Oct 2024 07:36:23 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-31 14:28:54.840344
- Title: Beyond Ontology in Dialogue State Tracking for Goal-Oriented Chatbot
- Title(参考訳): 目標指向型チャットボットの対話状態追跡におけるオントロジーを超えて
- Authors: Sejin Lee, Dongha Kim, Min Song,
- Abstract要約: 本稿では,対話状態追跡(DST)性能を向上させる新しい手法を提案する。
提案手法により,Large Language Model (LLM) による対話状態の推測が可能となる。
提案手法は,42.57%のJGAで最先端を達成し,オープンドメインの現実世界での会話でも良好に機能した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.2288892242158984
- License:
- Abstract: Goal-oriented chatbots are essential for automating user tasks, such as booking flights or making restaurant reservations. A key component of these systems is Dialogue State Tracking (DST), which interprets user intent and maintains the dialogue state. However, existing DST methods often rely on fixed ontologies and manually compiled slot values, limiting their adaptability to open-domain dialogues. We propose a novel approach that leverages instruction tuning and advanced prompt strategies to enhance DST performance, without relying on any predefined ontologies. Our method enables Large Language Model (LLM) to infer dialogue states through carefully designed prompts and includes an anti-hallucination mechanism to ensure accurate tracking in diverse conversation contexts. Additionally, we employ a Variational Graph Auto-Encoder (VGAE) to model and predict subsequent user intent. Our approach achieved state-of-the-art with a JGA of 42.57% outperforming existing ontology-less DST models, and performed well in open-domain real-world conversations. This work presents a significant advancement in creating more adaptive and accurate goal-oriented chatbots.
- Abstract(参考訳): 目標指向のチャットボットは、フライトの予約やレストラン予約などのユーザータスクの自動化に不可欠である。
これらのシステムの主要なコンポーネントは、ユーザ意図を解釈し、対話状態を維持する対話状態追跡(DST)である。
しかし、既存のDSTメソッドはしばしば固定オントロジーと手動でコンパイルされたスロット値に依存し、オープンドメイン対話への適応性を制限する。
本稿では,事前定義されたオントロジーに頼ることなく,命令チューニングと高度なプロンプト戦略を活用してDST性能を向上させる手法を提案する。
提案手法により,LLM (Large Language Model) による対話状態の推測が可能となり,多様な会話状況における正確な追跡を確実にするためのアンチ・ハロシン化機構が組み込まれている。
さらに、変動グラフ自動エンコーダ(VGAE)を用いて、その後のユーザの意図をモデル化し予測する。
提案手法は,既存のオントロジーレスDSTモデルよりも42.57%のJGAを達成し,オープンドメインの現実世界の会話において良好に機能した。
この研究は、より適応的で正確な目標指向のチャットボットを作成する上で、大きな進歩をもたらす。
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