論文の概要: CoT-based Synthesizer: Enhancing LLM Performance through Answer Synthesis
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.01668v1
- Date: Fri, 03 Jan 2025 06:50:06 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-01-06 15:11:49.363588
- Title: CoT-based Synthesizer: Enhancing LLM Performance through Answer Synthesis
- Title(参考訳): CoT-based Synthesizer:Answer SynthesisによるLCM性能向上
- Authors: Bohan Zhang, Xiaokang Zhang, Jing Zhang, Jifan Yu, Sijia Luo, Jie Tang,
- Abstract要約: 本稿では,CoTをベースとした新しい推論スケーリング戦略であるSynthesizerを提案する。
複数の候補応答から相補的な情報を解析することにより、優れた回答を合成する。
その結果,Llama3-8Bは11.8%,GPT-4oは10.3%向上した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 31.953858122298517
- License:
- Abstract: Current inference scaling methods, such as Self-consistency and Best-of-N, have proven effective in improving the accuracy of LLMs on complex reasoning tasks. However, these methods rely heavily on the quality of candidate responses and are unable to produce correct answers when all candidates are incorrect. In this paper, we propose a novel inference scaling strategy, CoT-based Synthesizer, which leverages CoT reasoning to synthesize superior answers by analyzing complementary information from multiple candidate responses, even when all candidate responses are flawed. To enable a lightweight and cost-effective implementation, we introduce an automated data generation pipeline that creates diverse training data. This allows smaller LLMs trained on this data to improve the inference accuracy of larger models, including API-based LLMs. Experimental results across four benchmark datasets with seven policy models demonstrate that our method significantly enhances performance, with gains of 11.8% for Llama3-8B and 10.3% for GPT-4o on the MATH dataset. The corresponding training data and code are publicly available on https://github.com/RUCKBReasoning/CoT-based-Synthesizer.
- Abstract(参考訳): 自己整合性やBest-of-Nのような現在の推論スケーリング手法は、複雑な推論タスクにおけるLCMの精度向上に有効であることが証明されている。
しかし、これらの手法は、候補の応答の質に大きく依存しており、全ての候補が正しくない場合に正しい答えが得られない。
本稿では,CoTをベースとした新しい推論スケーリング戦略であるSynthesizerを提案する。これはCoT推論を利用して,全ての候補応答に欠陥がある場合でも,複数の候補応答から補完情報を解析することにより,優れた回答を合成する。
軽量で費用対効果の高い実装を実現するために,多様なトレーニングデータを生成する自動データ生成パイプラインを導入する。
これにより、このデータに基づいてトレーニングされた小さなLLMが、APIベースのLLMを含むより大きなモデルの推論精度を向上させることができる。
7つのポリシーモデルを持つ4つのベンチマークデータセットに対する実験結果から、我々の手法は、Llama3-8Bが11.8%、MATHデータセットが10.3%で、性能を大幅に向上することが示された。
対応するトレーニングデータとコードはhttps://github.com/RUCKBReasoning/CoTベースのシンセサイザーで公開されている。
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