論文の概要: Cognitive Paradigms for Evaluating VLMs on Visual Reasoning Task
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.13620v1
- Date: Thu, 23 Jan 2025 12:42:42 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-01-24 15:59:14.410468
- Title: Cognitive Paradigms for Evaluating VLMs on Visual Reasoning Task
- Title(参考訳): 視覚的推論課題におけるVLM評価のための認知パラダイム
- Authors: Mohit Vaishnav, Tanel Tammet,
- Abstract要約: 我々は、Bongard Openworld Problemsベンチマークにおいて、ビジョンランゲージモデル(VLM)の性能を評価する。
本稿では, 全体分析, 帰納的ルール学習, 成分分析の3つのパラダイムを提案し, 評価する。
以上の結果から,GPT-4oやGeminiといった最先端モデルが,人間のベンチマークに勝るだけでなく,構造化推論タスクにも優れていることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.2228025627337864
- License:
- Abstract: Evaluating the reasoning capabilities of Vision-Language Models (VLMs) in complex visual tasks provides valuable insights into their potential and limitations. In this work, we assess the performance of VLMs on the challenging Bongard Openworld Problems benchmark, which involves reasoning over natural images. We propose and evaluate three human-inspired paradigms: holistic analysis (global context processing), deductive rule learning (explicit rule derivation and application), and componential analysis (structured decomposition of images into components). Our results demonstrate that state-of-the-art models, including GPT-4o and Gemini, not only surpass human benchmarks but also excel in structured reasoning tasks, with componential analysis proving especially effective. However, ablation studies reveal key challenges, such as handling synthetic images, making fine-grained distinctions, and interpreting nuanced contextual information. These insights underscore the need for further advancements in model robustness and generalization, while highlighting the transformative potential of structured reasoning approaches in enhancing VLM capabilities.
- Abstract(参考訳): 複雑な視覚タスクにおける視覚言語モデル(VLM)の推論能力を評価することは、その可能性と限界に関する貴重な洞察を提供する。
本研究では,自然画像の推論を伴うBongard Openworld Problemsベンチマークを用いて,VLMの性能評価を行う。
本稿では,全体論的分析(言語文脈処理),帰納的ルール学習(規則の導出と適用),成分分析(画像の構成要素への構造化分解)の3つのパラダイムを提案し,評価する。
その結果, GPT-4o や Gemini などの最先端モデルでは, 人間のベンチマークに勝るだけでなく, 構造的推論タスクにも優れており, 成分分析は特に有効であることがわかった。
しかし、アブレーション研究は、合成画像の扱い、きめ細かい区別、ニュアンス付き文脈情報の解釈など、重要な課題を明らかにしている。
これらの知見は、モデルロバスト性と一般化のさらなる進歩の必要性を浮き彫りにして、VLM能力の向上における構造化推論アプローチの変容の可能性を強調している。
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