論文の概要: Can LLMs Reason About Program Semantics? A Comprehensive Evaluation of LLMs on Formal Specification Inference
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2503.04779v3
- Date: Sat, 15 Mar 2025 10:45:06 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-03-18 12:36:13.961838
- Title: Can LLMs Reason About Program Semantics? A Comprehensive Evaluation of LLMs on Formal Specification Inference
- Title(参考訳): プログラムセマンティックスについてLLMは理にかなっているか? : 形式的仕様推論に基づくLLMの包括的評価
- Authors: Thanh Le-Cong, Bach Le, Toby Murray,
- Abstract要約: 大規模言語モデル(LLM)は、プログラミングタスクの自動化にますます使われています。
本稿では,プログラム意味論におけるLLMの推論能力を評価するためのベンチマークであるFormalBenchを紹介する。
このベンチマークを用いて、一貫した仕様と完全な仕様を合成するLLMの能力を評価した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9319432628663639
- License:
- Abstract: Large Language Models (LLMs) are increasingly being used to automate programming tasks. Yet, LLMs' capabilities in reasoning about program semantics are still inadequately studied, leaving significant potential for further exploration. This paper introduces FormalBench, a comprehensive benchmark designed to evaluate LLMs' reasoning abilities on program semantics, particularly via the task of synthesizing formal program specifications to assist verifying program correctness. This task requires both comprehensive reasoning over all possible program executions and the generation of precise, syntactically correct expressions that adhere to formal syntax and semantics. Using this benchmark, we evaluated the ability of LLMs in synthesizing consistent and complete specifications. Our findings show that LLMs perform well with simple control flows but struggle with more complex structures, especially loops, even with advanced prompting. Additionally, LLMs exhibit limited robustness against semantic-preserving transformations. We also highlight common failure patterns and design self-repair prompts, improving success rates by 25%.
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、プログラミングタスクの自動化にますます使われています。
しかし、プログラムのセマンティクスを推論するLLMの能力はまだ不十分であり、さらなる探索の可能性が残されている。
本稿では,プログラムセマンティクスにおけるLCMの推論能力を評価するための総合的なベンチマークであるFormalBenchを紹介する。
このタスクは、全ての可能なプログラムの実行に対する包括的な推論と、形式的な構文や意味論に忠実で構文的に正しい表現の生成の両方を必要とする。
このベンチマークを用いて、一貫した仕様と完全な仕様を合成するLLMの能力を評価した。
以上の結果から, LLMは単純な制御フローでは良好に機能するが, より複雑な構造, 特にループでは, 高度なプロンプトにおいても困難であることがわかった。
加えて、LLMは意味保存変換に対して限られた堅牢性を示す。
また、一般的な失敗パターンや自己修復プロンプトも強調し、成功率を25%向上させています。
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