論文の概要: Elevating Visual Question Answering through Implicitly Learned Reasoning Pathways in LVLMs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2503.14674v1
- Date: Tue, 18 Mar 2025 19:29:07 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-03-20 15:23:57.911509
- Title: Elevating Visual Question Answering through Implicitly Learned Reasoning Pathways in LVLMs
- Title(参考訳): LVLMにおける暗黙的に学習された推論経路による視覚的質問応答の高次化
- Authors: Liu Jing, Amirul Rahman,
- Abstract要約: MF-SQ-LLaVAは,エンド・ツー・エンドのトレーニングを通じて暗黙の自己問合せを可能にすることで,LVLMを強化する新しいアプローチである。
提案手法では,サブクエストと解答ペアからなる推論チェーンを用いて,視覚的質問応答データセットを増強する。
我々はScienceQAとVQAv2データセットに関する広範な実験を行い、MF-SQ-LLaVAが既存の最先端モデルよりも大幅に優れていることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License:
- Abstract: Large Vision-Language Models (LVLMs) have shown remarkable progress in various multimodal tasks, yet they often struggle with complex visual reasoning that requires multi-step inference. To address this limitation, we propose MF-SQ-LLaVA, a novel approach that enhances LVLMs by enabling implicit self-questioning through end-to-end training. Our method involves augmenting visual question answering datasets with reasoning chains consisting of sub-question and answer pairs, and training the LVLM with a multi-task loss that encourages the generation and answering of these intermediate steps, as well as the prediction of the final answer. We conduct extensive experiments on the ScienceQA and VQAv2 datasets, demonstrating that MF-SQ-LLaVA significantly outperforms existing state-of-the-art models, including the base LLaVA and the original SQ-LLaVA. Ablation studies further validate the contribution of each component of our approach, and human evaluation confirms the improved accuracy and coherence of the reasoning process enabled by our method.
- Abstract(参考訳): LVLM(Large Vision-Language Models)は、様々なマルチモーダルタスクにおいて顕著な進歩を示すが、多段階推論を必要とする複雑な視覚的推論に苦慮することが多い。
この制限に対処するため、我々は、エンドツーエンドのトレーニングを通じて暗黙的な自己問合せを可能にし、LVLMを強化する新しいアプローチであるMF-SQ-LLaVAを提案する。
提案手法は,サブクエストと解答ペアからなる推論チェーンを用いた視覚的質問応答データセットの強化と,これらの中間ステップの生成と解答を促進するマルチタスク損失によるLVLMのトレーニング,および最終解答の予測を含む。
我々はScienceQAとVQAv2データセットに関する広範な実験を行い、MF-SQ-LLaVAがベースとなるLLaVAやオリジナルのSQ-LLaVAを含む既存の最先端モデルよりも大幅に優れていることを示した。
アブレーション研究は, 提案手法のそれぞれの構成要素の寄与を更に検証し, 提案手法によって実現された推論過程の精度と一貫性の向上を人間による評価により確認する。
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