論文の概要: Improving Language and Modality Transfer in Translation by Character-level Modeling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2505.24561v1
- Date: Fri, 30 May 2025 13:16:08 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-06-02 19:47:52.962957
- Title: Improving Language and Modality Transfer in Translation by Character-level Modeling
- Title(参考訳): 文字レベルモデリングによる翻訳における言語とモダリティ伝達の改善
- Authors: Ioannis Tsiamas, David Dale, Marta R. Costa-jussà,
- Abstract要約: 現在の翻訳システムは多言語であるにもかかわらず、世界の言語のうち5%しかカバーしていない。
新しい言語やモダリティへの適応性を改善するための文字ベースアプローチを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 14.145120349133007
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Current translation systems, despite being highly multilingual, cover only 5% of the world's languages. Expanding language coverage to the long-tail of low-resource languages requires data-efficient methods that rely on cross-lingual and cross-modal knowledge transfer. To this end, we propose a character-based approach to improve adaptability to new languages and modalities. Our method leverages SONAR, a multilingual fixed-size embedding space with different modules for encoding and decoding. We use a teacher-student approach with parallel translation data to obtain a character-level encoder. Then, using ASR data, we train a lightweight adapter to connect a massively multilingual CTC ASR model (MMS), to the character-level encoder, potentially enabling speech translation from 1,000+ languages. Experimental results in text translation for 75 languages on FLORES+ demonstrate that our character-based approach can achieve better language transfer than traditional subword-based models, especially outperforming them in low-resource settings, and demonstrating better zero-shot generalizability to unseen languages. Our speech adaptation, maximizing knowledge transfer from the text modality, achieves state-of-the-art results in speech-to-text translation on the FLEURS benchmark on 33 languages, surpassing previous supervised and cascade models, albeit being a zero-shot model with minimal supervision from ASR data.
- Abstract(参考訳): 現在の翻訳システムは多言語であるにもかかわらず、世界の言語のうち5%しかカバーしていない。
低リソース言語の長い範囲に言語カバレッジを拡張するには、言語間およびモーダル間の知識伝達に依存する、データ効率のよい方法が必要である。
そこで本研究では,新しい言語やモダリティへの適応性を改善するための文字ベースアプローチを提案する。
本手法は,符号化と復号のための異なるモジュールを持つ多言語固定サイズ埋め込み空間であるSONARを利用する。
並列翻訳データを用いた教師学生による文字レベルのエンコーダの取得を行う。
そして、ASRデータを用いて、多言語CTC ASRモデル(MMS)を文字レベルエンコーダに接続する軽量アダプタを訓練し、1000以上の言語からの音声翻訳を可能にする。
FLORES+上の75言語に対するテキスト翻訳実験の結果,従来のサブワードベースモデルよりも優れた言語変換が可能であり,特に低リソース環境では性能が向上し,目に見えない言語ではゼロショットの一般化性が向上することが示された。
テキストモダリティからの知識伝達を最大化し,従来の教師付きモデルとカスケードモデルに勝るものの,ASRデータから最小限の監視を行うゼロショットモデルでありながら,FLEURSベンチマークにおける音声からテキストへの変換の最先端化を実現している。
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