論文の概要: Incorporating Contextual Paralinguistic Understanding in Large Speech-Language Models
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2508.07273v1
- Date: Sun, 10 Aug 2025 10:03:30 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-08-12 21:23:28.784801
- Title: Incorporating Contextual Paralinguistic Understanding in Large Speech-Language Models
- Title(参考訳): 大規模言語モデルにおける文脈パラ言語的理解の導入
- Authors: Qiongqiong Wang, Hardik B. Sailor, Jeremy H. M. Wong, Tianchi Liu, Shuo Sun, Wenyu Zhang, Muhammad Huzaifah, Nancy Chen, Ai Ti Aw,
- Abstract要約: 本研究では,文脈パラ言語情報をモデル学習に組み込む2つの手法を提案する。
我々の暗黙的手法は、人間の注釈付きQAベンチマークでパフォーマンス(LLM-judged)を38.41%向上させ、明示的なアプローチと組み合わせると46.02%に達した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 19.864555505996112
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Current large speech language models (Speech-LLMs) often exhibit limitations in empathetic reasoning, primarily due to the absence of training datasets that integrate both contextual content and paralinguistic cues. In this work, we propose two approaches to incorporate contextual paralinguistic information into model training: (1) an explicit method that provides paralinguistic metadata (e.g., emotion annotations) directly to the LLM, and (2) an implicit method that automatically generates novel training question-answer (QA) pairs using both categorical and dimensional emotion annotations alongside speech transcriptions. Our implicit method boosts performance (LLM-judged) by 38.41% on a human-annotated QA benchmark, reaching 46.02% when combined with the explicit approach, showing effectiveness in contextual paralinguistic understanding. We also validate the LLM judge by demonstrating its correlation with classification metrics, providing support for its reliability.
- Abstract(参考訳): 現在の大きな言語モデル(Speech-LLMs)は、主に文脈内容とパラ言語的手がかりの両方を統合する訓練データセットがないため、共感的推論の限界を示すことが多い。
本研究では,(1)LLMに直接パラ言語的メタデータ(例えば感情のアノテーション)を提供する明示的手法,(2)カテゴリーと次元の感情のアノテーションを併用した新しい学習質問応答(QA)ペアを自動生成する暗黙的手法を提案する。
我々の暗黙的手法は、人間の注釈付きQAベンチマークでパフォーマンス(LLM-judged)を38.41%向上させ、明示的なアプローチと組み合わせると46.02%に達した。
また, LLM判定結果と分類基準との相関性を実証し, 信頼性を裏付けることにより, LLM判定結果の妥当性を検証した。
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