論文の概要: Roadmap to planar electron-ion point Paul trap
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2509.24396v2
- Date: Tue, 07 Oct 2025 09:07:10 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-10-08 13:19:51.423363
- Title: Roadmap to planar electron-ion point Paul trap
- Title(参考訳): 平面電子イオン点ポールトラップへのロードマップ
- Authors: Niklas Vilhelm Lausti, Vineet Kumar, Ivan Hudák, Michal Tarana, Michal Hejduk,
- Abstract要約: 我々は、レーザー冷却したイオンと電子を併用した量子力学システムの開発のための技術的ガイドを示す。
本稿では、システムの量子状態を制御する方法の概要と、それを含む前方互換設計のための青写真を提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.7945687919543197
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a technical guide to developing a quantum-mechanical system with co-trapped laser-cooled ions and electrons, aiming to utilize this mixed-species system in quantum computing and sensing. We outline a method to control the system's quantum state and provide a blueprint for a forward-compatible design for containing it. The proposed technical solution features a planar configuration with a large trapping volume located at a considerable height above the electrode plane. We detail a manufacturing method using copper-coated, laser-machined glass substrates suitable for a high-power microwave drive signal. We discuss electron state decoherence in this trap and suggest that using superconductive films could enhance trapping abilities, though initial experiments are feasible with the current design.
- Abstract(参考訳): 我々は、この混合種システムを量子コンピューティングとセンシングに活用することを目的として、レーザー冷却イオンと電子を併用した量子力学システムの開発のための技術ガイドを提案する。
本稿では、システムの量子状態を制御する方法の概要と、それを含む前方互換設計のための青写真を提供する。
提案した技術的解法は、電極面よりかなり高い位置にある大きなトラップ体積を持つ平面構造を特徴とする。
高出力マイクロ波駆動信号に適した銅被覆レーザ加工ガラス基板を用いた製造法について詳述する。
本トラップにおける電子状態のデコヒーレンスを議論し,超伝導膜を用いることでトラップ能力が向上する可能性が示唆された。
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