論文の概要: SEER: Sustainability Enhanced Engineering of Software Requirements
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2510.08981v1
- Date: Fri, 10 Oct 2025 03:48:30 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-10-14 00:38:48.100521
- Title: SEER: Sustainability Enhanced Engineering of Software Requirements
- Title（参考訳）: SEER: 持続可能なソフトウェア要件のエンジニアリング強化
- Authors: Mandira Roy, Novarun Deb, Nabendu Chaki, Agostino Cortesi,
- Abstract要約: 初期のソフトウェア開発フェーズにおける持続可能性に関する懸念に対処するフレームワークであるSEERを紹介します。
フレームワークは、(i)特定のソフトウェア製品に関連する持続可能性要件を一般的な分類学から特定し、(ii)特定されたSRに基づいて持続可能なシステム要件がどのように評価されているかを評価し、(iii)いかなるSRも満たさないシステム要件を最適化する。
Gemini 2.5推論モデルを用いて得られた結果は、様々な領域にわたる幅広いサステナビリティの懸念を正確に識別する上で、提案手法の有効性を示すものである。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 3.8168092489216385
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: The rapid expansion of software development has significant environmental, technical, social, and economic impacts. Achieving the United Nations Sustainable Development Goals by 2030 compels developers to adopt sustainable practices. Existing methods mostly offer high-level guidelines, which are time-consuming to implement and rely on team adaptability. Moreover, they focus on design or implementation, while sustainability assessment should start at the requirements engineering phase. In this paper, we introduce SEER, a framework which addresses sustainability concerns in the early software development phase. The framework operates in three stages: (i) it identifies sustainability requirements (SRs) relevant to a specific software product from a general taxonomy; (ii) it evaluates how sustainable system requirements are based on the identified SRs; and (iii) it optimizes system requirements that fail to satisfy any SR. The framework is implemented using the reasoning capabilities of large language models and the agentic RAG (Retrieval Augmented Generation) approach. SEER has been experimented on four software projects from different domains. Results generated using Gemini 2.5 reasoning model demonstrate the effectiveness of the proposed approach in accurately identifying a broad range of sustainability concerns across diverse domains.
- Abstract（参考訳）: ソフトウェア開発の急速な拡大は、環境、技術、社会、経済に大きな影響を与える。
2030年までに国連持続可能な開発目標を達成することで、開発者は持続可能なプラクティスを採用することができる。
既存の方法はほとんどがハイレベルなガイドラインを提供しており、実装には時間がかかり、チームの適応性に依存します。
さらに、彼らは設計や実装に重点を置いていますが、持続可能性の評価は要件エンジニアリングフェーズから開始する必要があります。
本稿では,初期のソフトウェア開発フェーズにおける持続可能性に関する懸念に対処するフレームワークであるSEERを紹介する。
フレームワークは3段階で動作します。
一 一般的な分類から特定ソフトウェア製品に係る持続可能性要件(SR)を特定すること。
(二)特定SRに基づいてシステム要件の持続性を評価すること。
三 SRを満たさないシステム要件を最適化する。
このフレームワークは,大規模言語モデルの推論機能とエージェントRAG(Retrieval Augmented Generation)アプローチを用いて実装されている。
SEERは、異なるドメインの4つのソフトウェアプロジェクトで実験されている。
Gemini 2.5推論モデルを用いて得られた結果は、様々な領域にわたる幅広いサステナビリティの懸念を正確に識別する上で、提案手法の有効性を示すものである。
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