論文の概要: IHDec: Divergence-Steered Contrastive Decoding for Securing Multi-Turn Instruction Hierarchies
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2606.29960v1
- Date: Mon, 29 Jun 2026 08:37:25 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2026-06-30 18:07:16.131038
- Title: IHDec: Divergence-Steered Contrastive Decoding for Securing Multi-Turn Instruction Hierarchies
- Title(参考訳): IHDec: マルチターンインストラクション階層をセキュアにするためのディバージェンスステアリングコントラストデコーディング
- Abstract要約: 大きな言語モデル(LLM)は、様々な役割レベルの優先度で複数のソース入力を処理する際に、命令階層(IH)を維持するのに失敗することが多い。
我々はこの障害モードをJensen-Shannon Divergence (JSD)フレームワークを介してマルチターンコンテキストで定式化する。
IHDec(Instruction Hierarchy-steered Decoding)を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 11.848727886754718
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Large Language Models (LLMs) often fail to maintain instruction hierarchies (IH) when processing multi-source inputs with varying role-level priorities, paradoxically adhering to lower-priority directives during conflicts. While existing defenses mitigate this issue, they are largely restricted to single-turn scenarios and require expensive fine-tuning. In this paper, we formalize this failure mode in multi-turn contexts via a Jensen-Shannon Divergence (JSD) framework, uncovering a pervasive role-influence inversion phenomenon where subordinate inputs override superior roles. To rectify this without training, we propose IHDec (Instruction Hierarchy-steered Decoding). IHDec leverages JSD to automatically detect token-level hierarchy violations and dynamically executes contrastive decoding to suppress misaligned subordinate roles. Extensive evaluations demonstrate that IHDec outperforms training-based baselines in multi-turn conflicts while fully preserving general response quality. Furthermore, IHDec strengthens safety against adversarial prompt injections and exhibits a robust scaling synergy with larger models. The Code is available at https://github.com/nxcolelxu/IHDec.git
- Abstract(参考訳): 大規模言語モデル(LLM)は、多ソース入力を様々な役割レベルの優先度で処理する際に、命令階層(IH)を維持するのに失敗することが多い。
既存の防衛はこの問題を緩和するが、それらは主にシングルターンシナリオに限定され、高価な微調整を必要とする。
本稿では,この障害モードを,Jensen-Shannon Divergence (JSD) フレームワークを介してマルチターンコンテキストで定式化し,従属入力が優れた役割を上回り,広範にロール・インフルエンス・インバージョン現象を明らかにする。
IHDec(Instruction Hierarchy-steered Decoding)を提案する。
IHDecはJSDを活用してトークンレベルの階層的違反を自動的に検出し、対照的な復号を動的に実行し、不正な下位ロールを抑える。
IHDecは、多ターン競合におけるトレーニングベースのベースラインよりも優れ、一般的な応答品質を完全に保っていることを示す。
さらに、IHDecは敵のプロンプトインジェクションに対する安全性を強化し、より大きなモデルとの堅牢なスケーリングシナジーを示す。
コードはhttps://github.com/nxcolelxu/IHDec.gitで入手できる。
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