論文の概要: Qualitative software engineering research -- reflections and guidelines
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/1712.08341v3
- Date: Mon, 10 Jul 2023 08:57:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-11 19:51:22.253484
- Title: Qualitative software engineering research -- reflections and guidelines
- Title(参考訳): 質的なソフトウェア工学の研究-リフレクションとガイドライン
- Authors: Per Lenberg, Robert Feldt, Lucas Gren, Lars G\"oran Wallgren Tengberg,
Inga Tidefors, Daniel Graziotin
- Abstract要約: 本稿では,社会科学でよく用いられる3つの定性的手法の概要を紹介する。
我々の論文は、ソフトウェア工学研究者がより幅広い定性的な研究手法の応用を選定し、ガイドするのに役立つだろう。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.630596256915794
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Researchers are increasingly recognizing the importance of human aspects in
software development. Since qualitative methods are used to explore human
behavior in-depth, we believe that studies using such methods will become more
common. Existing qualitative software engineering guidelines do not cover the
full breadth of qualitative methods and the knowledge on how to use them like
in social sciences.
The purpose of this study was to extend the software engineering community's
current body of knowledge regarding available qualitative methods and their
quality assurance frameworks, and to provide recommendations and guidelines for
their use. With the support of an epistemological argument and a survey of the
literature, we suggest that future research would benefit from (1) utilizing a
broader set of research methods, (2) more strongly emphasizing reflexivity, and
(3) employing qualitative guidelines and quality criteria.
We present an overview of three qualitative methods commonly used in social
sciences but rarely seen in software engineering research, namely
interpretative phenomenological analysis, narrative analysis, and discourse
analysis. Furthermore, we discuss the meaning of reflexivity in relation to the
software engineering context and suggest means of fostering it.
Our paper will help software engineering researchers better select and then
guide the application of a broader set of qualitative research methods.
- Abstract(参考訳): 研究者は、ソフトウェア開発における人間的側面の重要性をますます認識している。
定性的手法は人間の行動の詳細な探索に使用されるため、そのような手法を用いた研究がより一般的になると考えている。
既存の定性的なソフトウェアエンジニアリングガイドラインは、定性的な手法と社会科学のような使い方に関する知識を網羅していない。
本研究の目的は、利用可能な質的手法とその品質保証フレームワークに関するソフトウェア工学コミュニティの現在の知識体系を拡張し、その使用のための勧告とガイドラインを提供することである。
認識論的議論と文献調査の支援により,(1)より広範な研究方法の活用,(2)反射性を強く強調すること,(3)質的ガイドラインと品質基準の活用により,今後の研究が有益であることが示唆された。
本稿では,社会科学において一般的に用いられる3つの質的手法,すなわち解釈的現象分析,物語分析,談話分析について概説する。
さらに,ソフトウェア工学の文脈における反射性の意味について考察し,その育成方法を提案する。
我々の論文は、ソフトウェア工学研究者がより幅広い定性的な研究手法の応用を選定し、ガイドするのに役立つだろう。
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