論文の概要: Structural characterization of musical harmonies
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/1912.12362v1
- Date: Fri, 27 Dec 2019 23:15:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-09 22:58:07.793237
- Title: Structural characterization of musical harmonies
- Title(参考訳): 音楽調和の構造的特徴
- Authors: Maria Rojo Gonz\'alez and Simone Santini
- Abstract要約: 本研究では,エビデンスを収集する数値法を用いて変調を検出し,検出した調音性に基づいて,各調音成分の構造解析に非あいまいな文法を用いるハイブリッド手法を提案する。
XVIIとXVIII世紀の音楽による実験では、ほぼ97%のケースにおいて、少なくとも2つの和音の誤りで変調の正確な点を検出することができた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.416484585765029
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Understanding the structural characteristics of harmony is essential for an
effective use of music as a communication medium. Of the three expressive axes
of music (melody, rhythm, harmony), harmony is the foundation on which the
emotional content is built, and its understanding is important in areas such as
multimedia and affective computing. The common tool for studying this kind of
structure in computing science is the formal grammar but, in the case of music,
grammars run into problems due to the ambiguous nature of some of the concepts
defined in music theory. In this paper, we consider one of such constructs:
modulation, that is, the change of key in the middle of a musical piece, an
important tool used by many authors to enhance the capacity of music to express
emotions. We develop a hybrid method in which an evidence-gathering numerical
method detects modulation and then, based on the detected tonalities, a
non-ambiguous grammar can be used for analyzing the structure of each tonal
component. Experiments with music from the XVII and XVIII centuries show that
we can detect the precise point of modulation with an error of at most two
chords in almost 97% of the cases. Finally, we show examples of complete
modulation and structural analysis of musical harmonies.
- Abstract(参考訳): コミュニケーション媒体としての音楽を効果的に活用するためには,調和の構造的特徴を理解することが不可欠である。
音楽の3つの表現力のある軸(メロディ、リズム、ハーモニー)のうち、調和は感情的コンテンツが構築される基盤であり、その理解はマルチメディアや感情的コンピューティングといった分野において重要である。
計算科学におけるこの種の構造を研究する一般的な道具は形式文法であるが、音楽の場合には、音楽理論で定義されたいくつかの概念の曖昧な性質のために文法が問題にぶつかる。
そこで,本論文では,楽曲の途中で鍵が変化すること,すなわち感情を表現するための音楽の能力を高めるために多くの作家が使用する重要な道具について考察する。
そこで本研究では, 証拠収集法が変調を検知し, 検出された声調に基づいて非あいまいな文法を用いて各音節成分の構造を解析できるハイブリッド手法を開発した。
XVIIとXVIII世紀の音楽による実験では、ほぼ97%のケースにおいて、少なくとも2つの和音の誤りで変調の正確な点を検出することができた。
最後に,音楽調和の完全変調と構造解析の例を示す。
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