論文の概要: Raman-free fibered photon-pair source
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.01510v1
- Date: Mon, 6 Jan 2020 12:09:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-14 03:03:07.298141
- Title: Raman-free fibered photon-pair source
- Title(参考訳): ラマンフリー光子ペア源
- Authors: Martin Cordier and Philippe Delaye and Fr\'ed\'eric G\'er\^ome and
Fetah Benabid and Isabelle Zaquine
- Abstract要約: シリカ中のラマン散乱ノイズは、高品質なファイバーベースの光子対光源の実現に重要な障害となっている。
この研究は、中空コアフォトニック結晶繊維が高品質な光子対光源を設計するための優れたプラットフォームであることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Raman-scattering noise in silica has been the key obstacle toward the
realisation of high quality fiber-based photon-pair sources. Here, we
experimentally demonstrate how to get past this limitation by dispersion
tailoring a xenon-filled hollow-core photonic crystal fiber. The source
operates at room temperature, and is designed to generate Raman-free
photon-pairs at useful wavelength ranges, with idler at the telecom, and signal
at a visible range. We achieve a coincidence-to-accidentals ratio (2) as high
as 2740 combined with an ultra low heralded g H (0) = 0.002, indicating a very
high signal to noise ratio and a negligible multi-photon emission probability.
Moreover, by gas-pressure tuning, we demonstrate the control of photon
frequencies over a range as large as 13 THz, covering S-C and L telecom band
for the idler photon. This work demonstrates that hollow-core photonic crystal
fiber is an excellent platform to design high quality photon-pair sources, and
could play a driving role in the emerging quantum technology.
- Abstract(参考訳): シリカ中のラマン散乱ノイズは高品質光ファイバー源の実現に向けた重要な障害となっている。
ここでは、キセノン充填中空コアフォトニック結晶繊維を配向してこの制限を克服する方法を実験的に示す。
光源は室温で動作し、有用な波長範囲でラマンフリー光子ペアを生成し、通信局ではアイドラー、可視範囲では信号を生成するように設計されている。
超低周波gH(0) = 0.002と2740倍の一致事故率(2)を組み合わせ、ノイズ比と無視可能な多光子放出確率を示す。
さらに、ガス圧チューニングにより、アイドラー光子のs-cおよびl通信帯域をカバーする13thzの範囲での光子周波数の制御を実証する。
この研究は、中空コアのフォトニック結晶繊維が高品質な光子ペア光源を設計するための優れたプラットフォームであり、新興量子技術において駆動する役割を担っていることを示している。
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