論文の概要: High quality entanglement distribution through telecommunication fiber
using near-infrared non-degenerate photon pairs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.04103v1
- Date: Fri, 9 Sep 2022 03:23:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-27 05:28:16.530720
- Title: High quality entanglement distribution through telecommunication fiber
using near-infrared non-degenerate photon pairs
- Title(参考訳): 近赤外非縮退光子対を用いた通信ファイバによる高品質絡み合い分布
- Authors: Rui Wang, Anindya Banerji and Alexander Ling
- Abstract要約: 都市環境では、電気通信光ファイバー(ITU G.652D標準に準拠している)の形での量子チャネルが利用可能である。
我々は、キャンパス型通信において、近赤外域(NIR)で調製された絡み合った光子が正常に伝送可能である可能性を検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 73.4643018649031
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: For practical quantum communications, the efficiency of the entire system
(source, quantum channel and detectors) must be taken into account. In many
urban environments, the quantum channel in the form of telecommunication
optical fiber (confirming to ITU G.652D standards) are available, but the
detectors in this range typically have low efficiency. We investigate the
possibility that for campus-type communications, entangled photons prepared in
the Near-Infrared Range (NIR) can be transmitted successfully while preserving
polarization entanglement. We demonstrate the distribution of degenerate and
non-degenerate entangled photon pairs of wavelength around 810 nm through
standard telecommunication fiber. This technique benefits from the high
efficiency of the NIR single photon detectors and the mature design of setups
around 810 nm.. In this work, we obtain high quality entanglement (visibility
is 94.8\% based on the raw data) after an overall distance of 12 km,
corresponding to about -36 dB of fiber induced loss.
- Abstract(参考訳): 実用的な量子通信には、システム全体(ソース、量子チャネル、検出器)の効率を考慮する必要がある。
多くの都市環境では、電気通信光ファイバ(ITU G.652D標準と一致する)の形の量子チャネルが利用可能であるが、この範囲の検出器は通常、効率が低い。
キャンパス型通信では、近赤外域(nir)で作製した絡み合い光子を偏光絡みを保ちながら伝送する可能性について検討する。
標準通信ファイバーを用いて、810nm付近の波長の縮退光子対と非縮退光子対の分布を示す。
この技術は、NIR単光子検出器の高効率と810nm程度の装置の成熟した設計の恩恵を受けている。
.
本研究では,約-36dbの繊維の損失に対応する総距離12kmの後に,高品質な絡み合い(生データに基づく可視率94.8\%)を得る。
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