論文の概要: Efficient and robust chiral resolution by composite pulses
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.10871v1
- Date: Wed, 29 Jan 2020 14:47:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-05 06:53:38.368330
- Title: Efficient and robust chiral resolution by composite pulses
- Title（参考訳）: 複合パルスによる高効率かつ堅牢なキラル分解能
- Authors: Boyan T. Torosov, Michael Drewsen, Nikolay V. Vitanov
- Abstract要約: 閉ループ三状態量子系を駆動する3つのパルス列を用いたキラル分子の検出法を提案する。
左右のエナンチオマーは同じ光学特性を持ち、唯一の違いはカップリングの兆候である。
本研究では, パルス領域の誤差を補償する複合パルスによるカイラル分解能の具体例を示す。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We introduce a method for detection of chiral molecules using sequences of
three pulses driving a closed-loop three-state quantum system. The left- and
right-handed enantiomers have identical optical properties (transition
frequencies and transition dipole moments) with the only difference being the
sign of one of the couplings. We identify twelve different sequences of
resonant pulses for which chiral resolution with perfect contrast occurs. In
all of them the first and third pulses are $\pi/2$-pulses and the middle pulse
is a $\pi$-pulse. In addition, one of the three pulses must have a phase shift
of $\pi/2$ with respect to the other two. The simplicity of the proposed chiral
resolution technique allows for straightforward extensions to more efficient
and more robust implementations by replacing the single $\pi/2$ and
$\pi$-pulses by composite pulses. We present specific examples of chiral
resolution by composite pulses which compensate errors in the pulse areas and
the detuning of the driving fields.
- Abstract（参考訳）: 閉ループ三状態量子系を駆動する3つのパルス列を用いたキラル分子の検出法を提案する。
左利きと右利きのエナンチオマーは同じ光学的性質(遷移周波数と遷移双極子モーメント)を持ち、唯一の違いはカップリングの符号である。
完全なコントラストを持つカイラル分解能が生じる共振パルスの12種類の配列を同定する。
いずれも第1パルスと第3パルスは$\pi/2$-pulsesであり、中間パルスは$\pi$-pulseである。
さらに、3つのパルスのうちの1つは、他の2つに対して$\pi/2$の位相シフトを持つ必要がある。
提案手法の単純さにより、合成パルスによる1つの$\pi/2$と$\pi$-pulsesを置き換えることで、より効率的で堅牢な実装への簡単な拡張が可能になる。
パルス領域の誤差を補償する複合パルスによるキラル分解能の具体例と駆動場のデチューニングについて述べる。
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