論文の概要: Coherent Manipulation with Resonant Excitation and Single Emitter
Creation of Nitrogen Vacancy Centers in 4H Silicon Carbide
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.02613v2
- Date: Sun, 2 Oct 2022 10:10:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-04 07:36:49.933002
- Title: Coherent Manipulation with Resonant Excitation and Single Emitter
Creation of Nitrogen Vacancy Centers in 4H Silicon Carbide
- Title(参考訳): 4h炭化ケイ素中の窒素空孔中心の共鳴励起と単一放出子によるコヒーレント操作
- Authors: Zhao Mu, S.A.Zargaleh, H. J. von Bardeleben, Johannes E. Fr\"och,
Hongbing Cai, Xinge Yang, Jianqun Yang, Xingji Li, Igor Aharonovich, Weibo
Gao
- Abstract要約: 共鳴励起による光検出磁気共鳴(ODMR)を示し, 4H-SiCにおけるNV中心の基底状態エネルギーレベルを明らかにした。
また, SiCにイオン注入を施した単一窒素空孔(NV)の創出と特性評価を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.5623903002844935
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Silicon carbide (SiC) has become a key player in realization of scalable
quantum technologies due to its ability to host optically addressable spin
qubits and wafer-size samples. Here, we have demonstrated optically detected
magnetic resonance (ODMR) with resonant excitation, and clearly identified the
ground state energy levels of the NV centers in 4H-SiC. Coherent manipulation
of NV centers in SiC has been achieved with Rabi and Ramsey oscillations.
Finally, we show the successful generation and characterization of single
nitrogen vacancy (NV) center in SiC employing ion implantation. Our results are
highlighting the key role of NV centers in SiC as a potential candidate for
quantum information processing.
- Abstract(参考訳): ケイ素炭化ケイ素(SiC)は、光学的に対応可能なスピン量子ビットとウェハサイズのサンプルをホストできるため、スケーラブルな量子技術の実現において重要な役割を担っている。
ここでは,共振励起による光磁気共鳴(ODMR)を実証し,NV中心の基底状態エネルギーレベルを4H-SiCで明らかにした。
SiCにおけるNV中心のコヒーレントな操作は、RabiとRamseyの振動によって達成されている。
最後に, SiCをイオン注入した単一窒素空孔(NV)中心の生成と特性について述べる。
量子情報処理の候補候補として,SiCにおけるNV中心の役割を強調した。
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