論文の概要: Phononic waveguide assisted steady state entanglement of SiV centers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.10760v2
- Date: Sun, 1 Mar 2020 15:55:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-02 00:05:27.687958
- Title: Phononic waveguide assisted steady state entanglement of SiV centers
- Title(参考訳): フォノン導波路によるSiV中心の定常状態の絡み合い
- Authors: Yi-Fan Qiao, Hong-Zhen Li, Xing-Liang Dong, Jia-Qiang Chen, Yuan Zhou,
and Peng-Bo Li
- Abstract要約: 本研究では, 安定な多粒子絡み合わせを固体状態で効率的に生成する手法を提案する。
このスキームでは、フォノンモードの連続体はSiV中心間の制御可能な散逸結合を誘導する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 8.058681140198548
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Multiparticle entanglement is of great significance for quantum metrology and
quantum information processing. We here present an efficient scheme to generate
stable multiparticle entanglement in a solid state setup, where an array of
silicon-vacancy centers are embedded in a quasi-one-dimensional acoustic
diamond waveguide. In this scheme, the continuum of phonon modes induces a
controllable dissipative coupling among the SiV centers. We show that, by an
appropriate choice of the distance between the SiV centers, the dipole-dipole
interactions can be switched off due to destructive interferences, thus
realizing a Dicke superradiance model. This gives rise to an entangled steady
state of SiV centers with high fidelities. The protocol provides a feasible
setup for the generation of multiparticle entanglement in a solid state system.
- Abstract(参考訳): 多粒子絡み合いは量子力学や量子情報処理において非常に重要である。
本稿では, シリコン空孔中心の配列を擬1次元音響導波路内に埋め込んだ固体状態で安定な多粒子絡み合わせを効率よく生成する手法を提案する。
このスキームでは、フォノンモードの連続体はSiV中心間の制御可能な散逸結合を誘導する。
siv中心間の距離を適切に選択することで、破壊的干渉により双極子-双極子相互作用をオフにすることができ、ディッキン超放射モデルを実現する。
これにより、高い忠実度を持つSiV中心の絡み合った定常状態が生じる。
このプロトコルは、固体システムにおける多粒子絡み合いの発生のための実現可能なセットアップを提供する。
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