論文の概要: Identification of Dementia Using Audio Biomarkers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.12788v1
- Date: Thu, 27 Feb 2020 13:54:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-28 09:07:18.412297
- Title: Identification of Dementia Using Audio Biomarkers
- Title(参考訳): 音声バイオマーカーを用いた認知症診断
- Authors: Rupayan Chakraborty, Meghna Pandharipande, Chitralekha Bhat, and Sunil
Kumar Kopparapu
- Abstract要約: 本研究の目的は、認知症のステージを自動的に識別するために、音声処理と機械学習技術を使用することである。
非言語的音響パラメータはこの目的のために使われ、言語に依存しないアプローチとなっている。
我々は, スペクトル, 時間, ケプストラム等の音響特性の寄与と, 認知症ステージの同定への選択について分析した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 15.740689461116762
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Dementia is a syndrome, generally of a chronic nature characterized by a
deterioration in cognitive function, especially in the geriatric population and
is severe enough to impact their daily activities. Early diagnosis of dementia
is essential to provide timely treatment to alleviate the effects and sometimes
to slow the progression of dementia. Speech has been known to provide an
indication of a person's cognitive state. The objective of this work is to use
speech processing and machine learning techniques to automatically identify the
stage of dementia such as mild cognitive impairment (MCI) or Alzheimers disease
(AD). Non-linguistic acoustic parameters are used for this purpose, making this
a language independent approach. We analyze the patients audio excerpts from a
clinician-participant conversations taken from the Pitt corpus of DementiaBank
database, to identify the speech parameters that best distinguish between MCI,
AD and healthy (HC) speech. We analyze the contribution of various types of
acoustic features such as spectral, temporal, cepstral their feature-level
fusion and selection towards the identification of dementia stage.
Additionally, we compare the performance of using feature-level fusion and
score-level fusion. An accuracy of 82% is achieved using score-level fusion
with an absolute improvement of 5% over feature-level fusion.
- Abstract(参考訳): 認知症は、一般的に認知機能の低下を特徴とする慢性的な疾患であり、特に高齢者において、日常生活に影響を及ぼすほど重篤である。
認知症の早期診断は、効果を緩和し、時には認知症の進行を遅らせるためのタイムリーな治療に不可欠である。
発話は、人の認知状態を示すものとして知られている。
本研究の目的は,軽度認知障害 (MCI) やアルツハイマー病 (AD) などの認知症を自動診断するために,音声処理と機械学習技術を使用することである。
この目的のために非言語的音響パラメータが使われ、言語に依存しないアプローチとなっている。
The Pitt corpus of DementiaBank database から抽出した臨床参加者による音声の抜粋を分析し,MCI, AD, および健康な(HC)音声とを最もよく区別する音声パラメータを同定した。
スペクトル, 時間, ケプストラム, 特徴量融合, 選択といった様々な音響的特徴の認知症ステージの同定への寄与を分析した。
さらに,機能レベルの融合とスコアレベルの融合の性能を比較する。
スコアレベルの融合では82%の精度が得られ、特徴レベルの融合よりも5%向上した。
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