論文の概要: Multi-Scale Neural network for EEG Representation Learning in BCI
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.02657v1
- Date: Mon, 2 Mar 2020 04:06:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-27 04:59:27.141185
- Title: Multi-Scale Neural network for EEG Representation Learning in BCI
- Title(参考訳): BCIにおける脳波表現学習のためのマルチスケールニューラルネットワーク
- Authors: Wonjun Ko, Eunjin Jeon, Seungwoo Jeong, and Heung-Il Suk
- Abstract要約: 本稿では,複数の周波数/時間範囲における特徴表現を探索する深層多スケールニューラルネットワークを提案する。
スペクトル時間情報を用いた脳波信号の表現により,提案手法を多種多様なパラダイムに応用することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.105172041656126
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recent advances in deep learning have had a methodological and practical
impact on brain-computer interface research. Among the various deep network
architectures, convolutional neural networks have been well suited for
spatio-spectral-temporal electroencephalogram signal representation learning.
Most of the existing CNN-based methods described in the literature extract
features at a sequential level of abstraction with repetitive nonlinear
operations and involve densely connected layers for classification. However,
studies in neurophysiology have revealed that EEG signals carry information in
different ranges of frequency components. To better reflect these
multi-frequency properties in EEGs, we propose a novel deep multi-scale neural
network that discovers feature representations in multiple frequency/time
ranges and extracts relationships among electrodes, i.e., spatial
representations, for subject intention/condition identification. Furthermore,
by completely representing EEG signals with spatio-spectral-temporal
information, the proposed method can be utilized for diverse paradigms in both
active and passive BCIs, contrary to existing methods that are primarily
focused on single-paradigm BCIs. To demonstrate the validity of our proposed
method, we conducted experiments on various paradigms of active/passive BCI
datasets. Our experimental results demonstrated that the proposed method
achieved performance improvements when judged against comparable
state-of-the-art methods. Additionally, we analyzed the proposed method using
different techniques, such as PSD curves and relevance score inspection to
validate the multi-scale EEG signal information capturing ability, activation
pattern maps for investigating the learned spatial filters, and t-SNE plotting
for visualizing represented features. Finally, we also demonstrated our
method's application to real-world problems.
- Abstract(参考訳): 近年のディープラーニングの進歩は、脳-コンピュータインタフェースの研究に方法論的および実践的な影響を与えた。
様々な深層ネットワークアーキテクチャの中で、畳み込みニューラルネットワークは時空間脳波信号表現学習に適している。
文献に記載されている既存のCNNベースの手法のほとんどは、繰り返し非線形演算を伴う逐次的な抽象レベルでの特徴を抽出し、分類のための密結合層を含む。
しかし、神経生理学の研究により、脳波信号が様々な周波数成分の情報を伝達していることが判明した。
脳波におけるこれらの多重周波数特性をよりよく反映するために,複数の周波数/時間領域で特徴表現を発見し,電極,すなわち空間表現間の関係を抽出し,対象意図/条件識別を行う,新しい深層マルチスケールニューラルネットワークを提案する。
さらに,脳波信号を完全に時空間情報で表現することにより,単一パラダイムのBCIに主眼を置いている既存の手法とは対照的に,能動BCIと受動BCIの両方において多様なパラダイムに利用することができる。
提案手法の有効性を示すため,BCIデータセットの様々なパラダイムについて実験を行った。
実験の結果,提案手法は同等の最先端手法に対して評価した場合に性能改善が得られた。
さらに,PSD曲線や関連スコア検査などの異なる手法を用いて,マルチスケールの脳波情報取得能力,学習空間フィルタを探索するアクティベーションパターンマップ,表現された特徴を可視化するt-SNEプロットなどを用いて,提案手法を解析した。
最後に,実世界問題に対する本手法の適用を実証した。
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