論文の概要: Direct measurement of the recovery time of superconducting nanowire
single-photon detectors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.06290v1
- Date: Thu, 12 Mar 2020 13:26:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-29 08:18:22.817197
- Title: Direct measurement of the recovery time of superconducting nanowire
single-photon detectors
- Title(参考訳): 超伝導ナノワイヤ単一光子検出器の回収時間の直接測定
- Authors: Claire Autebert, Ga\"etan Gras, Emna Amri, Matthieu Perrenoud, Misael
Caloz, Hugo Zbinden, F\'elix Bussi\`eres
- Abstract要約: 超伝導ナノワイヤ単光子検出器(SNSPD)は、フリーランモードで非常に短い回復時間を特徴付ける。
本稿では,SNSPDの回復時間を正確に評価する手法を提案する。
1つまたは複数の連続した検出に間に合うように、効率の回復に関する完全な情報を提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: One of the key properties of single-photon detectors is their recovery time,
i.e. the time required for the detector to recover its nominal efficiency. In
the case of superconducting nanowire single-photon detectors (SNSPDs), which
can feature extremely short recovery times in free-running mode, a precise
characterisation of this recovery time and its time dynamics is essential for
many quantum optics or quantum communication experiments. We introduce a fast
and simple method to characterise precisely the recovery time of SNSPDs. It
provides full information about the recovery of the efficiency in time for a
single or several consecutive detections. We also show how the method can be
used to gain insight into the behaviour of the bias current inside the nanowire
after a detection, which allows predicting the behaviour of the detector and
its efficiency in any practical experiment using these detectors.
- Abstract(参考訳): 単一光子検出器の重要な特性の1つは、その回復時間、すなわち検出器が名目上の効率を回復するのに要する時間である。
超伝導ナノワイヤ単光子検出器(SNSPD)は、自由走行モードで非常に短いリカバリ時間を特徴付けることができるため、多くの量子光学実験や量子通信実験において、このリカバリ時間とその時間ダイナミクスの正確な特徴付けが不可欠である。
本稿では,SNSPDの回収時間を正確に特徴付ける,高速で簡単な手法を提案する。
1つまたは複数の連続した検出に間に合うように、効率の回復に関する完全な情報を提供する。
また, 検出後のナノワイヤ内部のバイアス電流の挙動を把握し, 検知器の挙動を予測し, 検出器を用いた実用実験でその効率を予測できることを示す。
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