論文の概要: Experimental control of remote spatial indistinguishability of photons
to realize entanglement and teleportation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.10659v1
- Date: Tue, 24 Mar 2020 04:55:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-28 01:17:14.102906
- Title: Experimental control of remote spatial indistinguishability of photons
to realize entanglement and teleportation
- Title(参考訳): 絡み合いとテレポーテーションを実現するための光子の遠隔空間識別性の実験制御
- Authors: Kai Sun, Yan Wang, Zheng-Hao Liu, Xiao-Ye Xu, Jin-Shi Xu, Chuan-Feng
Li, Guang-Can Guo, Alessia Castellini, Farzam Nosrati, Giuseppe Compagno,
Rosario Lo Franco
- Abstract要約: この実験は、同一の量子サブシステムの性質によって、基本的な非局所エンタングリングゲートを実現する。
絡み合いの量は、エントロピー測度$mathcalI$で定量化され、古典的しきい値を超える忠実度でテレポーテーションを可能にするリモート空間の識別可能性の度合いに依存する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.36805343572281
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Remote spatial indistinguishability of identical subsystems as a direct
controllable quantum resource at distant sites has not been yet experimentally
proven. We design a setup capable to tune the spatial indistinguishability of
two photons by independently adjusting their spatial distribution in two
distant regions, which leads to polarization entanglement starting from
uncorrelated photons. The amount of entanglement uniquely depends on the degree
of remote spatial indistinguishability, quantified by an entropic measure
$\mathcal{I}$, which enables teleportation with fidelities above the classical
threshold. This experiment realizes a basic nonlocal entangling gate by the
inherent nature of identical quantum subsystems.
- Abstract(参考訳): 遠隔地における直接制御可能な量子資源としての同一サブシステムのリモート空間識別性はまだ実験的に証明されていない。
本研究では、2つの離れた領域における空間分布を独立に調整することで、2つの光子の空間的不連続性を調整できる装置を設計する。
絡み合いの量は、エントロピー測度$\mathcal{I}$で定量化され、古典的しきい値以上の忠実度でテレポーテーションを可能にするリモート空間の区別不可能度に依存する。
この実験は、同一の量子サブシステムの性質によって、基本的な非局所エンタングゲートを実現する。
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